中学校野球部!絶対に強くなるヒント集

中学野球や部活動の経営をしている方々のお役に立てるように、野球技術のみではなく、組織づくりのことなど、野球部の経営に役立つ情報をどんどん発信していきます。また、野球小僧を育てたい親御さんに役立つ情報、教育問題への提言も掲載していきます。

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中学校へのスマホ持ち込み解禁にするためのルール作りと解禁のメリット考察!

スマホ持ち込みの解禁具体的にはどうやるの?

そのルール作りやメリットについて考えました! 

 

※中学3年生のスマホ保有率は78%(文科省全国学力調査調べ)だということをご理解の上お読みください。

〇中学校へのスマホ持ち込みは解禁すべきなのか?

さて、前回かなり賛否の分かれる記事を掲載しました。

www.taguchizu.net

「中学校へのスマホの持ち込みを解禁すべきだ」という中学校関係者からすると過激なタイトルで書かせていただきました。

私は中学校教員なので、当然学校関係者の気持ちがよく分かります。

絶対に問題が起こるに決まっています。

しかし、「臭い物にはフタをする」ではないですが、問題が起こるから持ってこさせないではなく、きちんとメリットとデメリットを考えて、その上で結論を出すべきではないかと思うのです。

私は自分で考えた結果、メリットのほうが勝ると考えたわけです。

そのメリットとは中学校三年間だけを見たメリットではなく、日本全体を考えた際のメリットです。

将来必要になること間違いないスマホの正しい活用の仕方、マナー、ルールを中学生のうちに身に着けることができたら、世の中は絶対に良くなる!

当然中学生だから失敗はするし、教員はちょっと大変になるかもしれないけれども、世の中全体を考えたらメリットの方が上回ると私は考えたわけです。

学校では教えてくれない大切なこと 12 ネットのルール

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〇では具体的にどうルール作りをするのか?

スマホの持ち込みを解禁するにあたっては、当然ですが、学校単位でルールを定め、入学前の学校説明会、入学後は保護者会、生徒には集会で丁寧に説明する必要があります。

私の理想としては生徒会中心にスマホ解禁にあたってのルール作りを生徒に考えさせ、自分たちで決めたルールを守るという自律型のルール作りが良いと思うのですが、学校の状況にもよると思うのでひとまず私の案を簡単に提示したいと思います。

 

1、登下校・学校内ではマナーモードにし、音で迷惑がかからないようにする。

2、学校内での使用は特別な事情がある場合のみ、教員の許可を得て使用する。

※家に忘れ物をして保護者に連絡をしたい場合など。

3、教室移動の際は盗難や紛失を防ぐため、筆箱に入れ、移動先に持っていく。体育の時間も持っていき、教員が用意する保管箱に入れる。

4、授業中に教員の指示で使用することがあるが、その場合も関係のないアプリなどの使用はしない。

5、登下校時にトラブルがあった場合は通話・メールなどの使用をしても良いが、歩きスマホは禁止する。緊急時以外の使用は控える。

※特に不審者に出くわした場合は即110番すること。

6、「持ち込みを許可する」であって、「持ち込まなければいけない」ではない。持っていないのにスマホを購入する必要はないし、持っていても家庭の判断で持たせないということがあっても当然構わない。

7、ルールを守れない場合は教員が没収し、保護者に取りに来てもらう。

 

このようなルールを定め、生徒の委員会(学級委員だとか生活委員だとか)にも協力してもらい、ルールを守ってスマホを使えるように指導していってはどうでしょうか?

スマホを勉強にうまく活用する方法を教えることができる他、TPOに応じての扱い方も指導することができます。

当然授業中にアプリで遊んでいたり、友達の写真を勝手に撮影してSNSにアップしたり、カンニングに使用したりする場合は厳しく指導すべきでしょう。

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〇では実際授業でどう活用するの?

授業での活用の仕方はたくさん考えられます。

以下、思いついたものを深く考えずに羅列してみます。

・総合の時間に校外学習で訪れる場所の見どころを調べる。行き方と地図も確認する。

・英語の辞書代わりに使用する。発音を確認する。

・数学の時間に電卓代わりに使用する当然電卓が必要な授業でですが。

・地理の国調べや都道府県調べに活用する。

・体育のときに(たとえば跳び箱やマット運動など)、自分の動きの動画を撮影してもらい、修正点を互いに考えさせる。

・美術の時間に模写する風景を撮影しておき、雨天時でもその写真を見て描くことができるように備える。

などなど、正直無限に出てくるような気がします。

 

私は社会科なのですが、グループで活動をする際に、普段は教科書や資料集をもとに考えるような活動しかさせることができませんでした。

しかし、自身のスマホを活用しても良いということにすれば、Googleで検索して調べるなんてことが容易になります。

そうするとさらに難しい課題を与えることができ生徒の学力も上がってくると思います。

また、分からない子でも「スマホで検索する」ことで何となく授業に参加することができ、グループの子から「このサイトが分かりやすいんじゃない?」などとアドバイスをもらい、正解に近づくかもしれません。

これに似たことを新井克也氏という方(ごめんなさい本日初めてお名前を聞きました)がブログに書いています。

ゼミ進行ではスマホは格好のツールになる!

次にゼミでの使用について。

ゼミは、言うまでもなく少人数で学生と教員がインタラクティブに関わる形式の授業。ここではスマホの使用はむしろ積極的に活用した方が授業は活性化する。

たとえば、ちょっとでもわからないことがあったら即座にネットで調べさせる。学生の場合、言葉の使い方もかなり間違っているので、これもスマホでソッコー調べさせる。またゼミはインタラクティブな授業形式なので、はじめから用意していたもの以外の学習項目も登場する。こんな時、スマホは本当に便利だ。彼らにとって(僕らにとってもだが)、スマホは実に忠実な執事、家庭教師として機能してくれるのだから。だから、僕のゼミではスマホは全員(教員も含めて)常に机の上。で、誰かがよいデータを引っ張り出してきたら、これを大型のディスプレイに表示して共有する。その昔、辞書を引くのは「片手3秒で」なんて言われたものだけれど、現在はこれがスマホに取って代わった。そして、とにかくわからないことが出てきたら、すぐにスマホで調べる癖を付けさせる。これで「バカの壁」を超えることが出来るわけで。だから、わからないことがあってボヤッとしてた時には「指を動かせ!」と口を酸っぱくして言うことにしている。で、これができるようになった学生は強い!

大学の授業にスマホを持ち込むことの有効性 より

 

〇まとめ

ということで、賛否両論出た「スマホを解禁すべきだ」でしたが、私としてはデメリットだけではなく、メリットだってあるんだよということが言いたかったわけです。

残念ながら今の学校現場は「問題が起こるからダメ」から前に進んでいないと思います。

教育現場に関わる人たちが真剣に議論をし、それでもメリットよりデメリットが上回ってしまうというのであれば、それはもう仕方がないことです。

ただ、いつかは必ずスマホの活用の仕方、マナーを学ばなくてはいけない。

それが中学生なのかその先なのか?

そこは真剣に考える必要があります。

どこかでは必ず解禁になるわけです。

私はそれが中学校なのではないかと考えています。

私の意見は少数派で正しくないのかもしれませんが、みなさんが考えるきっかけになれば幸いです。

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