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中学校野球部!絶対に強くなるヒント集

中学野球や部活動の経営をしている方々のお役に立てるように、野球技術のみではなく、組織づくりのことなど、野球部の経営に役立つ情報をどんどん発信していきます。また、野球小僧を育てたい親御さんに役立つ情報、教育問題への提言も掲載していきます。

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教員採用試験合格後にすべきこと3~「対話的・主体的で深い学び」に備えよう!~

あなたはアクティブ・ラーニングが必要とされる時代に教師になる!

 

ここまでの記事はこちら。

www.taguchizu.net

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〇アクティブ・ラーニングとは何か?

benesse.jp

次回の指導要領の改正の目玉に対話的・主体的で深い学び(当初はアクティブ・ラーニングという呼称でした)があります。

教員採用試験に合格したあなたは、このことをすでにご存じかもしれません。

中学校では2021年度から学習指導要領が改訂される見込みですが、ではそれまでに「対話的・主体的で深い学び」は行わなくていいのかと言えばそうではありません。

2021年度には完全実施できる形で、来年度から取り組んでいく必要があります。

「対話的・主体的で深い学び」とは何かと考えたときに、いろいろな人がいろいろなことを述べていますが、こういう場合はまず文科省の文献にあたってみる必要があります。

文科省のホームページに「教育課程企画特別部会 論点整理 」という文書がありますからこちらに目を通してみましょう。

次期改訂が目指す育成すべき資質・能力を育むためには、学びの量とと もに、質や深まりが重要であり、子供たちが「どのように学ぶか」についても光を当てる必要があるとの認識のもと、「課題の発見・解決に向けた主体的・協働的な学び(いわゆる「アクティブ・ラーニング」)」について、これまでの議論等も踏まえつつ検討を重ねてきた。

「教育課程企画特別部会 論点整理 」P17より

というようにここでは「課題の発見・解決に向けた主体的・協同的な学び」のことをアクティブ・ラーニングと定義しています。

来年度から採用されるあなたはこのアクティブ・ラーニング=「対話的・主体的で深い学び」を行うことが課されているわけです。

「アクティブ・ラーニング」を考える

「アクティブ・ラーニング」を考える

 

 

〇では、どのような授業をすべきか?

これに関しては正解というものが用意されているわけではありません。

一応、アクティブ・ラーニング=「対話的・主体的で深い学び」の定義は以下のようになっています。

見てみましょう。

教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れ た教授・学習法の総称。学修者が能動的に学修することによって、認知的、倫理的、社会的能力、 教養、知識、経験を含めた汎用的能力の育成を図る。発見学習、問題解決学習、体験学習、調査 学習等が含まれるが、教室内でのグループ・ディスカッション、ディベート、グループ・ワーク 等も有効なアクティブ・ラーニングの方法である。

「新たな未来を築くための大学教育の質的転換に向けて~生涯学び続け、主体的に考える力を育成する大学へ」用語集より

 というように、いくつかの授業などが有効な方法として紹介されてはいますが、「それらを必ず行うこと」とは書かれていませんし、もっと注目しなければいけないのは「学修者の能動的な学修への参加を取り入れ た教授・学習法の総称」というところが「対話的・主体的で深い学び」だということです。

「発見学習、問題解決学習、体験学習、調査 学習等が含まれるが、教室内でのグループ・ディスカッション、ディベート、グループ・ワーク 等」=「対話的・主体的で深い学び」とは書かれていませんよね。

つまり、これらはあくまでも有効な方法の一つであって

「グループ・ワークを取り入れている」=「対話的・主体的で深い学び」とはなりません。

あくまでも子どもたちが能動的に、主体的に学ぶことが「対話的・主体的で深い学び」ということになります。

ICT×思考ツールでつくる「主体的・対話的で深い学び」を促す授業 (教育技術MOOK)

ICT×思考ツールでつくる「主体的・対話的で深い学び」を促す授業 (教育技術MOOK)

 

  

〇では現場はどうなっているか?

では、実際に現場に入ったときに、あなたは分からないことだらけで、いろいろなことを先輩方に聞くことになると思います。

当然、「対話的・主体的で深い学び」についても教えを請うことと思います。

しかし、残念ながらあまり多くを期待してはいけないかもしれません。

実際の現場では「対話的・主体的で深い学び」という言葉ばかりが先行し、「なぜ今対話的・主体的で深い学びなのか?」「どう授業を変えていかなければいけないのか」というところまで迫ることができていないのが現状と言わざるを得ません。

あなたにとってがっかりなことに、6割くらいの教員は

「今までと同じでいいんだよ。」と答えると思います。

残りの3割は「グループ・ワークやディベートを取り入れよう」と研究授業のような授業を年に数回取り組もうとするかもしれません。

そして、1割は「対話的・主体的で深い学び?いつから始まるの?」と話にすらならないかもしれない。

管理職もいまいちよく分かっていないことも考えられます。

校内研修で「対話的・主体的で深い学び」に取り組むかもしれません。

しかし、その内容も日々に根付くものではなく、お祭りのように、一日だけ華やかにジグソー学習などを行うかもしれない。

結局は定着しない意味のない「対話的・主体的で深い学び」になるわけです。

今から本気で「対話的・主体的で深い学び」に取り組もうとしている人は本当に残念なことにほんの一部かもしれないのです。

それでもあなたは、いや新規採用になったあなたこそ「対話的・主体的で深い学び」に取り組まなければいけません。

 

〇まずは徹底的に勉強をしよう!

現場で授業をすることはできませんから、まずは知識で武装するところから始めるしかありません。

まず文科省のホームページhttp://www.mext.go.jp/)をあたりましょう。

こちらには次回の学習指導要領の改訂に向けての資料があります。

「対話的・主体的で深い学び」を導入する背景をまずは知ることです。

その後は「対話的・主体的で深い学び」に関連した本を読み漁りましょう。

安い物ではありませんが、先行投資だと思ってできるだけ多くの書籍をあたって欲しいと思います。

おすすめを以下にあげておきます。

すぐわかる! できる! アクティブ・ラーニング

すぐわかる! できる! アクティブ・ラーニング

 

ご覧のように全て西川純氏の書籍になってしまいました。

申し訳ないことに圧倒的に西川氏の本が分かりやすいです。

アクティブ・ラーニングが今なぜ必要なのかというところを分かりやすく解説してくださっているので、ひとまず西川氏の本に目を通して見ることをおすすめします。

教科ごとの書籍も出ていますが、とりあえずは上記の入門本を読んでみてはいかがでしょうか?

2021年に完全実施されたときにあなたは4年目。

仕事も慣れ、学校の中心を担うようになっている時期です。

「対話的・主体的で深い学び」の取り組みの中心になるつもりで準備をして欲しいと思います。

 

次回はこちら。

www.taguchizu.net

 

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