野球チームの応援に来てくださるのは本当にありがたいこと!!
でも守っていただきたいルールがあります!!
〇残念ながら観戦マナーが悪い方もいる…
当ブログで何度も書かせていただいていつのですが、私のチームでは「礼儀」「マナー」「相手を称える」「感謝」などといったことを意識したチーム作りを行っていました。
したがって練習試合でも公式戦でも、このことを意識して戦っていました。
たとえ公式戦でも相手のファインプレーは称えようというスタンスでやっていたわけです。
しかし、残念なことに応援に来てくださる方がそうではないことが多々ありました。
こちらのチームがフライを打つと、
「落とせ!!」
と叫んだり、
相手投手がコントロールを乱すと、
「ストライク入んないぞ!!」
と茶化したりする方がいるのです。
正直に言うとかなり迷惑でした。
保護者会で部の方針は伝えてありますし、部活動通信でも周知していたつもりなのですが、参加していない方、見ていない方、地域の方の中にはこういったヤジを飛ばす人が稀にいました。
選手にも悪影響ですから、もちろんあまりにひどい場合は注意させていただくのですが、若輩者の私にはそれがけっこう大変な作業でして、頼むからやめてくれと思っていました。
まあ今思い出すと私が中学生のとき、保護者の方々は似たようなことをやっていた気がするので、野球部あるあるなのかもしれません。
他にも迷惑な行為はいくつかあり、指導者にとってはけっこう頭を悩ませる問題です。
〇すばらしいブログを発見!!
先日、すばらしいブログを発見してしまいました。
「少年野球を観戦するお母さんたちのマナー」というタイトルで、少年野球観戦のマナーについてまとめてくださっています!
それも「少年野球の保護者」の立場から書いてくださっています!!
正直、「指導者の立場」では応援していただいているわけなので、こういったことは書きづらいわけです。
それを保護者の方が書いてくださるというのはもう感動モノです!
普段ブログで顔文字とか使わないのですが、感動のあまり使おうと思います。
;つД`)アリガタイ
〇ブログより引用。注意していただきたいこと。
ということで、虎の威を借る狐状態で、ブログを引用させていただいて注意していただきたいことをまとめていきたいと思います。
自分の子ばかり応援しない
わが子しか見えない
自分の子の出番だけ、がぶりつきで一生懸命応援するお母さんはよく見かけます。
「〇〇!ナイス~!そうそう、いいよ~!」
ものすごい暴投でも「ナイスボ~ル!」
出番が終わると、後ろに引っ込んで井戸端会議。
特に、わが子がピッチャーだと、親としては心配で、励ましたくなるのかもしれませんが、周りはちょっと引いてしまいます。
ほかの子への影響
これは、試合中のほかの子どもたちにも伝わります。
中学生になると、「あそこの親はうるさいからな」で済みますが、小学生だと、ほかの子たちがシラケてやる気を失います。逆にピッチャーを支えてやろうという気がなくなるのが、見ていてわかります。
応援するなら、チーム全員を。
最終的にはご自分のお子さんのためにもなることだと思います。
そうなんです。
「応援するなら、チーム全員を。」
これってすごく重要なことで、気をつけないと子どもが浮いてしまったり、恥ずかしい思いをしたりします。
応援される方々もチームになっていただいた方が、チームへの影響も大きくなるので、ぜひ一致団結して応援していただけたらと思います。
相手のエラーで喜ばない
相手の失敗で歓声
打ち上がった球を守備の子がポロリと落とした瞬間、攻撃側のお母さんたちが「きゃ~~!」と大歓声を上げることがよくあります。
酷いチームだと、「落ちろ~!」「落とせ~!」と叫ぶ大人も。
大人は見本
気持ちはわかるけれど、子どもたちの野球は「教育」という一面もあるわけで、これは道徳的にアウトでしょう。
「なんで?喜ぶのは当たり前じゃん。得点入ったんだから!」と言う人もいましたが、喜ぶのは心の中だけにしておくのが大人では?
これがまさに最初に私が言ったことなんですが、やはりどこでもあるあるなんですね。
「大人は見本」「教育」本当にありがたいお言葉です。
野球に口出ししない
指導陣に対する不満
お母さんでめちゃくちゃ野球に詳しい人もたまにいますが、フツーのお母さんは、指導陣の意見に口出しいないのがマナーではないかと思います。
正々堂々と苦情を言いに行く家もありますが、陰でぶつぶつ不満を言っている家も。監督のサインを見ないで、自分のお父さんの方ばかり見て従う子もいました。
親とは違う意見を聞く機会
わが家があまりにも野球に無知なせいか、今まで野球のことで指導陣に口出ししたことはありません。
(肘や膝の管理について、ちょっと言いたいこともありましたが…)
親とは考えが違う大人に接することは、転勤族で祖父母とも交流のないわが家にはいい経験になると考えていました。
野球のことで口を出されるのはかなり困ります。
私なんかはまだまだ未熟なところもあるので、試合終了後に「先生、あそこはバントだったんじゃないですか?」なんていうふうにお話しされるのは一向に構いません。
しかし、試合中に「なんでバントしないんだ~」などと言われたらやりづらくて仕方がありませんし、それが続くと選手が指導者不信になり、本当に親の顔を見て野球をするようになってしまいます。
野球の理論や指導法は本当にいろいろなものがあり、指導者は正しいと思うやり方でやっているわけなので、見守っていただければと思います。
また、東京のようにチームを選べる地域であれば、まず自分の子を安心して任せられるチームなのか入念に選んでから入部・入団させてください。
そうすれば上記のようなトラブルは無くなると思います。
仲間のミスを責めない
上手い子の親の暴走
主力選手のお父さんで、守備でエラーした子の親に、試合中に苦情を言いに行く人がいました。
確かにその時のチームはそこの子の力に頼っていましたが、守備の子だって怠けて失敗しているわけじゃないんだから、仕方ないのでは?
お互いさま
親がそんな風だから、その子自身も、チームメイトがエラーをすると、地面を踏み鳴らして怒りを表すようになりました。
そうなってしまうと、チーム全体の士気も落ちます。みんなが「勝手にすれば?」とシラケてしまい、手に負えません。
上手い子の家は、どこも親子そろって上昇志向が高いです。でも、野球はチームプレーなんだから、一人で突き進んでも勝てないところが難しい。
正直、いくら上手い選手でも保護者の方がこうだと伸びません。
チームにも自分の子にも悪影響なので絶対にやめた方が良いと思います。
自分の子を思うなら周りの子のことも考えられる「思いやり」を教えてあげて欲しいです。
〇おわりに
以上、少しだけ引用させていただきましたが、ブログ本編にもっともっと目から鱗の内容が書かれていますので、ぜひご覧いただければと思います。
もう一度言いますが、応援に来ていただけることは本当にありがたいことだと思っています。
しかし、チームにも方針がありますし、部活動であれば「人間形成」という意味合いもあります。
その辺りを理解した上で応援に来ていただけるとありがたいです。
今回ブログを引用させていただいたブログ「虫はともだち」のむしともさん本当にありがとうございました。
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