中学校野球部!絶対に強くなるヒント集

中学野球や部活動の経営をしている方々のお役に立てるように、野球技術のみではなく、組織づくりのことなど、野球部の経営に役立つ情報をどんどん発信していきます。また、野球小僧を育てたい親御さんに役立つ情報、教育問題への提言も掲載していきます。

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個人交渉で「部活動を受け持たない訴え」は他の教員を苦しませるだけではないのか?本当の勝利は全員の負担軽減のはずだ!

「私は来年度部活動を受け持つつもりはありません!」

気持ちは分かるが、それで追い詰められる人が出てしまっては本末転倒ではないのか?

 

〇部活動を持つか持たないか?

さらしたりはしませんが、ツイッターを見ていると来年度の部活動のことについて書いている方がけっこういます。

ブラック部活動問題が取り上げられるようになってから、「部活動をやるかやらないか選ぶ権利を!」と訴えている方々が多数います。

また、「部活動の存在そのものが違法である」。

故に「引き受ける義務は無い」と訴えている方もいます。

 

ツイッター上でどのようなことを書いている方がいるかというと、

「来年度の部活動は引き受けられません。」と管理職に伝え、それを何とかなだめてやってもらおうとするやり取りを書いている方がほとんどです。

 

以前にも何度も書いていますが、私は部活動問題について熱心に考えているつもりです。

www.taguchizu.net

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そのため、部活動が負担となっていることは十分に理解しているつもりですし、部活動の外部委託や廃止を求める気持ちも分かります。

しかし、現状、部活動が存在することは事実です。

そして、認めようが認めまいが、「現状は」実質教員の仕事の一つとして部活動はあるのです。

 

部活動の外部委託や廃止を求めて活動していらっしゃる方々のことは一切否定しません。

それ以外の方法でも現状の教員の勤務状態を改善しようと動いていらっしゃる方々もすばらしいと思います。

しかし、先にあげたツイッターの例のように、個人交渉で「部活動は持ちません」と宣言することは違うのではないかと思うのです。

そろそろ、部活のこれからを話しませんか 未来のための部活講義

そろそろ、部活のこれからを話しませんか 未来のための部活講義

 

 

〇しわ寄せは当然他の教員に行く

個人の考えとして「部活動は教員が行うべきではない」と思うことは別に構わないと思います。

しかし、管理職と面接をする際に「私は来年度部活動は持ちません」と宣言することは全体を見た場合、現場をよりいっそう苦しめるだけです。

そうした考えを持っていて、実際に部活動をもつことが負担と感じているのであれば、なぜ全体に提案しないのでしょうか?

校長に事前に相談し、現在の部活動のあり方がおかしいと感じていることを伝え、「職員会議でみなさんの意見を伺う場を設けて欲しい」と提案すべきなのではないでしょうか?

個人交渉で一人が「部活動を持たない」という結果になったとして、それは勝利なのですか?

学校全体として全員の負担感が減るようにやらなければ、結局個人で断った人が楽になり、しわ寄せが行った人(おそらく若手でしょう)が追い詰められ、最悪病気休職になってしまうのではないですか?

部活動の負担を訴えている人たちが、別の誰かを部活動で追い詰めるというのは本末転倒だと思います。

 

もう一度言いますが、部活動が現状、教員の仕事となっているのは受け入れたくないかもしれませんが事実だと思います。

変えようという努力は大切です。

しかし、その努力が実り、部活動が外部委託や廃止といった形になるまでは学校現場全体で職場全員で協力してやっていくしかないと思うのです。

育児や介護で部活動をもてない人もいます。

そういった人の負担を軽減できるよう、全体を見て動かなくてはいけないと思いませんか?

そこが理解できていれば、「個人交渉で一人だけ部活動を持たないということが勝利」とはならないと思うのです。

 

「ルールはルール」「仕事は仕事」そういったことを教えている教員が、自分たちでそこを守ることができないでどうするのでしょうか?

「ダメなルールなら変えればいい」

私もそう思います。

でも、変えるまでは「ルールはルール」です。

一人だけ助かっても意味はないと思いませんか?

一人だけ助かることを考えているのであれば、それは部活動問題を真には考えていないと思います。

変わる学校、変わらない学校―学校マネジメントの成功と失敗の分かれ道

変わる学校、変わらない学校―学校マネジメントの成功と失敗の分かれ道

 

 

〇じゃあどうすればいいの?

文科省が改革案を出すまでは、現状の中で最良の案を現場で考えていくしかありません。

それまでは部活動を存続させなくてはいけないでしょうから、そうした場合、私はやはり「逆に校務分掌の中に明確に位置づけてしまう」ことを提案します。

www.taguchizu.net

こちらの記事で詳しく書いたので、ぜひお読みいただければと思います。

校務分掌に明確に位置付けてしまうことで、部活動の負担も含めて仕事の均等化を図ることができます。

そのように、一人ひとりが少しずつ部活動の負担を分け合うことで、特定の誰かに重い負担がのしかかるということが無くなるのではないでしょうか?

 

この記事だけ読まれた方は「部活だけ教員の戯言」と思うかもしれませんが、決してそんなことはないと言っておきたいと思います。

ブログでは野球技術のことなどの紹介を中心に書いていますが、私は「勝利至上主義者」ではありませんし、教員の仕事で一番大切なものは「授業」だと思っています。

授業のことや学級経営のことも記事にしていますのでお読みいただけたら幸いです。

www.taguchizu.net

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