中学校野球部!絶対に強くなるヒント集

中学野球や部活動の経営をしている方々のお役に立てるように、野球技術のみではなく、組織づくりのことなど、野球部の経営に役立つ情報をどんどん発信していきます。また、野球小僧を育てたい親御さんに役立つ情報、教育問題への提言も掲載していきます。

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野球ルール講習会を行うことをおすすめします!意外と選手はルールを把握していません!!

中学生や高校生でも、意外とルールを知らないことがある!

ルールを知っていることは強みになります!

ぜひ定期的な野球ルール講習会を!

 

〇野球のルールは意外と複雑…

中学生や高校生になると、経験者はさすがに野球の基本的なルールは知っていることと思います。

初心者の小学生に教えるような、3ストライクでアウト、3アウトで攻守交代、4ボールで出塁できるなどという超基本的なルールに関しては説明不要だとは思うのですが、中学生や高校生でも、意外と知らないでプレーしているルールもたくさんあります。

というか、プロ野球選手でも野球のルールを間違えることは多々あります。


インフィールドフライでサヨナラ 巨人VS広島 2015/05/04

これはけっこう話題になったプレーですが、ジャイアンツ側がインフィールドフライのルールを間違えた結果、サヨナラ負けを喫してしまいました。

みなさんはこの場面、どうするのが正しいかお分かりになりますか?

実は、この場面、ジャイアンツの選手も、カープの選手一部も、審判団の一部もみんなインフィールドフライのルールがあやふやになってしまっています。

 

まず球審が間違えています笑。

完全な捕球姿勢に入ってはいませんが、こういった打球の場合、落とすとダブルプレーの可能性があるので一番フライを見やすい球審が「インフィールドフライイフフェアー」の宣告をすべきだったと思います。

球審ではなく、三塁塁審が「インフィールドフライ」の宣告をしていますが、せめて球審はそのタイミングで同調すべきだったでしょう。

球審は同調しないどころか(もしかしたら三塁塁審の声が聞こえていなかったのかもしれません)、その後フランシスコがホームベースを踏んだ際にアウトを宣告しています。

これもその後の協議が長引いた原因になってしまいました。

 

また、カープの3塁ランナーも間違えています。

「インフィールドフライ」の宣告があっての落球ですから、全く走る必要はありません。

さすがに三塁塁審が宣告しているので、3塁コーチ及びランナーが聞こえなかったということは無いでしょうから、ルールを把握していなかったのではないでしょうか?

ホームに到達した後も、自分がセーフだという認識は無さそうですよね。

 

ジャイアンツ側が一番ルールを知らなかったと言われがちですが、球審が宣告していないので、インフィールドフライの宣告に気が付かなかった可能性があります。

その上、ランナーが走ってきたわけですからなおさらインフィールドフライでは無いと判断したのかもしれません。

完全な捕球姿勢に入っていないので「インフィールドフライ」が適用にならなかったと判断したのであれば、ジャイアンツ側は少しかわいそうな気もしますね。

もちろん、インフィールドフライのルールをしっかりと把握していなかった可能性もありますが。

 

このケースでは審判団の不手際も若干ありますが、全選手がルールを把握していればこんな珍プレーにはならなかったでしょうね。

ちなみに高校野球でもサヨナラインフィールドフライが起こったことがあります。 

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やはりルールを正しく把握しておくことは重要ですよね。 

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〇野球ルール講習会を定期的に行おう!

プロ野球選手でも分からないことがあるくらいですから、中学生や高校生にはもっと分からないことがあります。

そこでおすすめなのが、定期的に「野球ルール講習会」を行うことです。

1回で野球のルールを全部覚えるのは難しいですし、時間もかなりかかってしまいますから、何回にも分けて野球の細かいルールを指導していくことをおすすめします。

たとえばどんなルールについて詳しく解説した方が良いのか挙げていきたいと思います。

 

1、ボーク講習会

…野球のルールの中でもボークはかなり複雑な部類に入ると思います。

指導者の方でも野手出身の人なんかは全部は知らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

知らずにボークをしてしまい、それが決勝点につながってしまった。

試合の中で審判がボークを宣告したが、実はそれはボークではなく、試合後に気が付いた。

なんてことはよくあります。

中体連の試合では教員が審判をしますので、審判もボークのルールがあやふやということもあるわけです。

ですから、ボークについて正しい知識を身に着けておくことは自分たちの身を守ることになります。

また、走塁に活かすこともできます。

ボークを狙うホームスチールなんかはその典型ですね。 

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ボークについて自信が無いという指導者の方は一度しっかりと公認野球規則に目を通しておくことをおすすめします。

また、当ブログでもボークを丁寧に解説した記事がありますので、参考にしてみてください。 

www.taguchizu.net

 

2、インフィールドフライ講習会

…先の例で挙げましたが、インフィールドフライもよく分かっていない選手が多いです。

まずそもそもどんなケースでインフィールドフライがあるのか?

インフィールドフライを落球した場合はどうなるのか?

インフィールドフライの打球でタッチアップしても良いのか?

インフィールドフライの打球が誰も触らずにファールになったらどうなるのか?

この辺りはけっこう把握できていない選手が多いので確認しておきましょう。 

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3、振り逃げ講習会

…振り逃げもよく分かっていない選手が多いプレーです。

振り逃げがあるケースはどういうときなのか?

空振りしなくとも振り逃げはあるのか?

2アウト満塁で振り逃げがあった場合にホームはタッグプレーなのかフォースプレーなのか?

この辺りは把握できていないことが多いですね。

実際に高校野球でも振り逃げスリーランホームランという珍事が起こったことがあります。


振り逃げ3ラン

実は若き日の菅野投手が記録しています。

これはキャッチャーがワンバウンドで捕球しているわけですからバッターにタッグする、もしくは1塁に投げる必要があります。

完全に横浜高校のミスということになってしまいますね。

両チームともに甲子園常連校と言えるハイレベルな試合でこういったことがあるわけですから、しっかりと指導する必要があるでしょう。

ちなみに球審はスイング、3ストライクの意味で腕を上げているわけですから誤審ではありません。

www.taguchizu.net

↑こちらに特集記事もあります。 

 

4、守備妨害&走塁妨害講習会

…これもなかなかに難しいルールです。

守備妨害に関しては、多いのは

・盗塁の際のバッターの援護で打席から出てしまう。

・1塁に走る際にインフィールドを走ってしまう。

・併殺逃れのスライディングをしてしまう。

といったことでしょうか。

守備妨害は危険なプレーが多いので、絶対にさせないように指導する必要があります。 

www.taguchizu.net

↑こちらの記事にも書きましたが、妨害行為をしてしまうのは指導者の責任だと思いますよ。

絶対に妨害行為は許してはいけません。

 

走塁妨害では特にコリジョンルールについて確認しておくと良いと思います。

後は、少年野球や中学野球では、ぼーっとしていてランナーと交錯してしまうファーストやサードがけっこういるので、走路に絶対に立たないようにも指導しましょう。 

わかりやすい野球のルール (Sports series)

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5、審判講習会

…これは野球ルールというわけではないのですが、野球というスポーツを行う以上、審判もできるようになった方が良いと思います。

練習試合で部員が審判を務めるというチームもかなり多いと思います。

そのときにしっかりとしたジャッジができないと練習試合を台無しにしてしまうこともありますので、しっかりと審判の動きを教えましょう。

まずは基本の審判の動き、ジャッジの仕方を指導し、できればクロックワイズメカニクスも教えられるといいですね。 

 

〇どのような形式で教えることが良いか?

私はできればグラウンドで講習会を開くのが良いと思っています。

賢い子であれば、黒板などを用いた座学でも理解できると思うのですが、やはり実際にグラウンドで説明した方が分かりやすいです。

ただ、雨天時やグラウンドを確保できなかった際にやってしまいたいという場合もあると思うので、そういった場合は座学で行い、後日グラウンドで確認するという流れが良いでしょう。

座学だけで全員が理解できたとは思わない方がいいと思います。

また、初回は指導者が行うで良いと思うのですが、同じテーマを確認の意味で再び行う場合や、新入部員を対象に行う場合には、理解している選手を数名指名して代わりに講習会を行わせるとより選手の理解が深まるほか、チームの組織づくりにも活かすことができます。 

www.taguchizu.net

↑こちらの記事にも書きましたが、選手ができることはどんどん選手にやらせてみるべきです。

 

以上、「野球ルール講習会」のすすめでした。

ぜひ取り組んでみてください。

ちなみに野球ルールについてはいくつか記事にしています。 

www.taguchizu.net

www.taguchizu.net

www.taguchizu.net

これらの記事も参考になれば幸いです。

 

関連記事です。 

www.taguchizu.net 

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