中学校野球部!絶対に強くなるヒント集

中学野球や部活動の経営をしている方々のお役に立てるように、野球技術のみではなく、組織づくりのことなど、野球部の経営に役立つ情報をどんどん発信していきます。また、野球小僧を育てたい親御さんに役立つ情報も掲載していきます。宮川理論の公認指導員です。

野球部の教科書3 家庭【2020年版】

部活動のときだけしっかりとやるのではなく、

日常生活がしっかりとできなくては意味がありません。

日常生活をしっかりとできる野球部を目指しましょう!

2020年バージョンです!

 

前回まではこちら。 

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今回は家庭生活についてです。

2020年版を作成するにあたって、加筆修正を行っています。

 

 

 

(家庭)

 家庭でのことは野球部と関わりがないと思う人も多いかと思いますが、全てのことは野球に通じています。特に〇〇中学校野球部では家庭>学校生活>部活動の順番を重んじていますから、家庭での生活についても今一度考えてみましょう。

 

1、団らん

①笑顔で生活しよう。

…みなさん中学生は思春期に入るころで、保護者の方との関わりもなかなか素直になれないことが多くなってくるでしょう。しかし、「保護者の方たちはいつも君たちのことを温かく見守っている」ということを忘れないでください。時には口うるさく注意されたり、怒られたりするかもしれません。それは君たちのことを思っているからだということを覚えていてくださいね。そのことを踏まえて、おうちでは笑顔で生活できるといいですね。みなさんが笑顔でいることが、保護者の方にとっては一番うれしいことです。

 

②学校であったことや感じたことを話そう。

…どんなことでも構いません。学校であったことや感じたことをおうちの人に話す癖をつけましょう。家庭>学校生活>部活動なわけですから、保護者の方に報告することは君たちの大切な仕事になります。また、日頃からそういったコミュニケーションをとっておくことは君たち自身の心の健康のためにもなります。困ったことがあったら保護者の方に何でも相談できるといいですね。また、逆に家庭生活の中で困ったことがあったら先生たちはいつでも相談にのります。

 

2、家庭の中の役割

①できることは自分でやろう。
…みなさんはもう小学生ではありません。これからは自分でできることは自分でやるとともに、自分でできることを増やしていかなくてはいけません。いまだに保護者の方に起こしてもらったり、教科書の準備をしてもらったりしていませんか? はじめはうまくいかないこともあるかもしれませんが、自分でできそうなことにはどんどん挑戦していきましょう。汚れたユニフォームの洗濯も自分でできるといいですね。「自分の限界へのChallenge!!」がここでもできますね。

 

②お手伝いをして家族に貢献しよう。

…みなさん何かお手伝いをしていますか? もう中学生なのだから、できることはどんどん手伝って家族に貢献しましょう。掃除、皿洗い、配膳、洗濯などなどみなさんでもできそうなことはたくさんありますよ。ちなみに先生は中学生のときに皿洗いやお風呂掃除をやっていました。一人暮らしになったときに困らなかったので、人間形成の観点からもお手伝いはがんばったほうがいいですよ。

 

③家庭学習にも力を入れよう。

…中学生のみなさんは「家庭学習」も家庭でがんばるべきことです。まずは教科の宿題をしっかりとやりましょう。そして、苦手な教科を中心に日々復習に力を入れて欲しいと思います。これからの時代は特に、学び続けることが重要です。学校で習ったことだけで生活ができる時代は終わりました。「自ら学ぶ」という習慣を身につけていきましょう。最終的には「社会の限界へのChallenge!!」につながります。

 

3、体調管理

①規則正しい生活を送ろう。

…みなさんは成長期ですから特に規則正しい生活を送ることが重要になります。規則正しい生活を送ることは心身の健康につながります。また、身体の成長をうながすことにもなります。できれば成長ホルモンが多く出る22時には就寝し、8時間以上は睡眠を取りたいところです。遅くまでテレビを見たり、パソコンをしたりすることは体調不良の原因になります。体調管理も「自分でできること」です。

 

②成長に必要な栄養素をしっかりと採ろう。

…食事については後述しますが、しっかりと食事を採ること、必要な栄養素を摂取することは体調管理にもつながります。ただ単に量を食べれば良いということではなく、バランス良く栄養を摂取することが大切です。

 

③ケガに気をつけよう。

…「よく学び、よく遊ぶ」。中学生まではこれが大切かなと先生は考えています。三年間野球漬けにするのではなく、勉強をがんばったり、読書をしたり、家族や友達と過ごしたり、いろいろなところへ出かけたりすることは長い人生を考えたときに、財産になるのではないでしょうか。しかし、ケガにだけはくれぐれも気をつけてもらいたいと思います。友達と遊んでいる中で、自転車で事故をして骨折してしまったり、夢中でドッジボールをして肩を壊してしまったりして、大好きな野球ができなくなるなんていうケースも多々見てきています。「よく学び、よく遊ぶ」。そうであって欲しいのですが、ケガにはくれぐれも気をつけましょう。

 

4、自主練習

①やることをやれたら自主練習をしよう。

…家庭でやらなければいけないこと、宿題などの学校に関わることでやらなくてはいけないこと、それらを全て終えたら自主練習に取り組みましょう。ただし、体調管理も家庭でやる大切なことなので、疲れがたまっているときや具合が悪いときは無理してやる必要はありません。「自主練習をがんばったから宿題ができなかった」「自主練習をがんばったせいで風邪をひいた」これでは本末転倒ですよね。家庭>学校生活>部活動を理解した上で、うまくなるために自主練習を行えるようにしましょう。また、故障にも十分に注意するようにしましょう。自主練習については自主練習マニュアルを配布します。

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↑自主練習マニュアルはこちらです。 

 

次回は学校生活編になります。 

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