一日の練習スケジュールはどうあるべきか?
自チームなりのベストを考えよう!
〇私の練習スケジュール例
今回は一日の練習スケジュールについて考えてみたいと思います。
みなさんのチームではどのような練習をどのような順番で行っているでしょうか。
今回は私からの提案というよりもみなさんで「こんな流れもあるよ」といった情報交換ができれば有意義になるのではないかと思い、ブログにしています。
では、はじめに私の練習スケジュールを掲載したいと思います。
まずは平日、16時から18時30分までの練習スケジュールです。
16:00 ウォーミングアップ、4ヶ所走塁練習
16:25 キャッチボール、ゴロ捕球、トスバッティング、バント
16:50 (内野)守備練習 (外野)ティーバッティング
17:10 (内野)ティーバッティング (外野)守備練習
17:30 (内野)ケースノック守備 (外野)ケースノックランナー
※平日は内野しか使用できないため
17:50 片付け、グラウンド整備
18:05 体幹トレーニング、ストレッチ
18:15 校歌斉唱、ミーティング
18:30 完全下校
以上のような流れで行います。
上にある守備練習は
内野手はこちら
外野手はこちらを行うことが多いです。
全面を使える日はキャッチボール後に全面でバッティング練習やゲーム形式のノックを行います。
練習時間の関係でアップで走塁練習を行う工夫を行っています。
また、グループごとに素振りやトレーニングを行うグループ練習を行うこともあります。
その他の工夫としては、トスバッティングやバントにはできるだけ時間をかけずに時間で行っています。
一人10本ではなく、1分半で何本できるかというような形でやった方が一球一球を大事にしますし、効率が良いです。
メニューの中にある「ゴロ捕球」は、毎日行っている投内連携を兼ねた練習になります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
バッティング練習はサッカー部が活動していない日や、朝練で行うようにしています。
私が行うバッティング練習は、ほとんどがハーフバッティングかロングティーです。
〇休日の一日練習のスケジュール案。
では、次は休日の一日練習です。
7:30 ウォーミングアップ、4ヶ所走塁練習
8:00 キャッチボール、ゴロ捕球、トスバッティング、バント
8:30 ハーフバッティング(3ヶ所)
9:00 休憩(補食)
9:15 (内野)守備練習 (外野)ティーバッティング
9:35 (内野)ティーバッティング (外野)守備練習
9:55 全体ケースノックもしくはケースバッティング
10:30 いったん片付け、軽く整備
10:50 教室に移動して道徳
11:30 昼食、休憩
12:30 ウォーミングアップ
12:40 グループ練習
(ランニング、ダッシュメニュー、体幹トレーニング、素振り、筋トレ
シャトル打ち、バント、ロングティーなどを時間内に行う)
14:10 補食、片付け、グラウンド整備
14:40 ダウン、校歌斉唱、ミーティング
15:10 下校
練習試合でない場合はこんな形で行っています。
そして最近はできる限り合同練習で行うようにしています。
理由は以下の記事にまとめてありますが、地域の野球を盛り上げていきたいという思いがあるからです。
開始時間が早いのは、できるだけ暑い時間を避けるためと、家庭の時間を少しでも多く確保するためです。
午前と午後両方でボールを投げることはできるだけ避けています。
また、平日と同じ練習であっても休日のほうが時間をとって丁寧に行うように工夫しています。
昼には道徳を行い、感謝の気持ちを育てたり、チームとしての一体感を増す努力をしています。
※部活動ガイドラインができてからは休日も3時間程度で練習を終えています。そのことについてはこちらをご覧ください。
以上、私の練習スケジュールです。
みなさんのチームではどのようなスケジュールで行っているでしょうか。
情報交換ができれば幸いです。
また、これらのメニューはできるだけ選手に考えさせるようにしています。
これは選手の自主性を高めるためで、興南高校の我喜屋先生の「部活内委員会」の活動がヒントになっています。
やり方としては、「練習委員会」の選手がチームの課題を考え、その課題を克服するための練習案を簡単に組み、それを昼休みまでに顧問に伝えにくるという形をとっています。
その際に、
「前の試合でバント失敗が多かったので、バント練習の時間を多く取りたいです。」
などと必ず根拠のある練習を組むように指導しています。
選手がメニューを考えると、「やらされる練習」ではなくなり、責任をもって練習に取り組むようになるので、ぜひ取り入れてみてください。
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