投げ込みに匹敵する効果のあるシャドウピッチングの方法があります!
BPL理論のシャドウピッチングを紹介!!
BPL理論の記事はこちらもあります。
〇BPL理論式のシャドウピッチングの紹介。
私は現役時代ピッチャーでした。
現役時代に重視していた練習は走り込みと投げ込みで、走りこんで足腰を鍛え、数多くブルペンで投げることでフォームが固まると信じていました。
したがってそこにシャドウピッチングという選択肢はあまりありませんでした。
シャドウピッチングは雨天時に投げ込みができない場合に行うものという程度にしか考えておらず、そんなに効果があるものとは思っていなかったのです。
しかし、塚口さんのBPL理論のページで「投げ込みに匹敵するシャドウピッチング」という動画を拝見しました。
私がやっていたタオルを用いたシャドウピッチングに比べてはるかに効果が高そうなことはすぐに分かりました。
そこで私は生徒にやらせる前に自分で実践してみることにしました。
約1ヶ月程度しか行っていませんが、確かに効果があります。
・フォームが安定した。
・ライアン投げができるようになった。
・クイックの速度が上昇した。
・スピードガンで測ってはいないものの明らかに球速が上がった。
・一日に50~100回をほぼ毎日続けたものの故障がなかった。
というようにかなり高い効果を上げることができました。
生徒には今まで同様の効果を期待して「真下投げ」を行わせていたのですが、こちらのほうが効率よくできそうな気がしています。
一番驚いたのは故障がなかったことです。
動画ではすごい力感で投げていましたが「故障の心配は少ない」といったことが書かれてありましたが、本当でした。
これなら普段の練習、さらには自主練習に取り入れる価値があるのではないかなと思いました。
私はBPL理論についてはまだまだ詳しくないので、ぜひ塚口さんのホームページをご覧いただいて採用してみてはいかがでしょうか。
↑BPL理論のDVDです。
〇ライアン上げとターン&タンブル!
BPL理論のピッチングの中核を成すのが「ライアン上げ」と「ターン&タンブル」です。
「ライアン上げ」は文字通り、ノーラン・ライアン投手のように足を上げることです。
日本人でこの足の上げ方をするピッチャーはあまりいませんが、メジャーでは多くのピッチャーが採用している足の上げ方です。
ヤクルトスワローズの小川投手が日本では有名ですね。
「ターン&タンブル」は倒れ込むようにフィニッシュ動作を行うことです。
これまた日本人ピッチャーには少ないです。
【田中将大 2013】開幕24連勝の足あと 2013.09.26 L-E 9回裏
田中投手はフィニッシュで左足で立つタイプです。
1塁側に倒れ込む「ターン&タンブル」は行っていません。
それに対して、多くのメジャーのピッチャーは「ターン&タンブル」を行っています。
以前、当ブログでも紹介したシンダーガード投手も1塁側へ倒れ込むようにフィニッシュしているのがお分かりいただけるかと思います。
BPL理論のシャドウピッチングを取り入れる=「ライアン上げ」と「ターン&タンブル」を採用するということではありませんが、ボールに力が伝わりやすいテクニックですので、試してみてはいかがでしょうか?
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