優れた指導者を目指すには!?
一番の近道は「聞くこと」だと思います!!
野球指導者におすすめの本はこちらからどうぞ。
優秀な指導者の条件はこちらを。
〇選手として優秀=指導者として優秀ではない!
部活動を受け持っていて、私もそうですが、誰もが初めから優れた指導者ではありません。
たとえ自分がプレーヤーとして優れた選手であったとしても、指導するのにはまた違った資質や能力が求められます。
しかし、そこになかなか気づけない人が多いのも事実です。
「俺はこうやってうまくいった」
「俺についてくれば勝てる」
それで結果が出れば良いのですが、そういった考えのまま失敗してしまうと、その矛先が選手に向かうようになってしまいます。
「俺が教えているのに勝てないのはあいつらに力がないからだ」
今のは極端な例ですが、やはり指導技術というものはただ単にプレーをしていただけでは身につきません。
指導者として腕を磨かなくてはいけません。
成功する指導者の指導方法というのは一つではないので、いくつもの指導方法を勉強し、取捨選択しながら自分に合った指導方法を身につけていく必要があるわけです。
では、指導技術を磨く一番の近道は何か?
それは「聞くこと」だと思います。
〇指導者として成長したければ聞け!
単純なことです。
プレーヤーとしてどうやって成長してきたか?
指導者から教わってきたから上手になったのではないですか?
同じように、指導者としてさらに成長したいのであれば、いろんな人からのアドバイスを聞いて教わっていくのが近道なのです。
しかし、多くの人はこれをなかなかしません。
指導者はプレーヤーに教えることが仕事ですから、プレーヤー時代は聞きに行かなくても教えてもらえることがほとんどです。
ですが、指導者になったら
「教わりに行かなければ教えてはくれない」のです。
実は私も野球部の顧問になって2年くらいは大学生まで野球をやってきたんだからという変な自信をもっていて、自分のやりたいようにやって、聞く耳などもっていませんでした。
しかし、3年目に管理職の先生にボコボコにされました笑。
もちろん殴られたりしたわけではなく、学級経営も部活指導も授業も全て言い返せないくらい徹底的に叩きのめされたんですね。
今ではそれをきっかけに成長できたのでとても感謝していますが、そのときは「くそー!」と思いましたね。
でもその指摘は間違ってなかったんです。
冷静に考えると自分が間違っていた。
だからどんどん聞きに行こうと思ったんですね。
それ以来、私は練習試合、公式戦問わず、とにかく話を聞くことにしました。
練習試合の相手の先生に
「何かアドバイスいただけませんか?」
「普段はどのような練習をしているのですか?」
「走塁はどのように練習していますか?」
などどんな先生にもすっぽんのように聞きまくりました。
後で聞いたらとても面倒くさいやつだと思われていたそうです笑。
そこから2年ちょっとで私は野球部30年ぶりの都大会出場を成し遂げました。
そのときの話は以下のリンクをご覧ください。
プレーヤーとして教わったように、指導者としての心得や指導技術についても、やはり「聞いて教わる」ことが大事だということです。
ぜひ、練習試合や公式戦などで他の指導者の方と会った際には聞きたいことをどんどん聞いて、学んでいきましょう。
特に今は若い指導者が増えています。
若手の方々、今は聞いて学ぶときですよ!
そんな若い指導者の方々におすすめの本です。
前橋育英の荒井先生のお話し、参考になりますよ。
『当たり前』の積み重ねが、本物になる ~凡事徹底――前橋育英が甲子園を制した理由~
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もちろん、この話は授業や学級経営でも言えることですし、教員以外の仕事でも言えることです。
ぜひ「聞く」ことを重視していただければと思います。
指導者の方はぜひこちらの記事もご覧ください。
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