中学校野球部!絶対に強くなるヒント集

中学野球や部活動の経営をしている方々のお役に立てるように、野球技術のみではなく、組織づくりのことなど、野球部の経営に役立つ情報をどんどん発信していきます。また、野球小僧を育てたい親御さんに役立つ情報も掲載していきます。宮川理論の公認指導員です。

複合バット飛距離ナンバー1はどれか!?各メーカーごとの複合バットまとめ(2019年版)

複合バット(コンポジットバット)は今ではほとんどのメーカーから発売されています!

一番飛ぶ複合バットはどれなのか!?

各メーカーごとにまとめてみました!

2019年版です!

  

〇MIZUNO(ミズノ) ビヨンドマックスシリーズ

複合バットというバットの新たな道を示したのがMIZUNOのビヨンドマックスシリーズ

初めて登場したのは2002年のことになります。

現在はかなり進化して、発売当初に不評だった打感に関してもだいぶ改善されています。

2019年の最新作は以下の商品。 

ビヨンドマックスギガキング02です! 

こちらは2017年11月に発売されたビヨンドマックスギガキングの進化版となります。

すでに相当なセールスを記録しているようです。


解禁!超進化したギガキング02がもう反則…守備猿でもこんなに飛ぶのか!!

これまでと異なり、金属素材にウレタンを巻いたバットとなっています。

金属バットが好きではないという方は、引き続きビヨンドマックスギガキングも販売が継続されるので、そちらを試してみてください。 

ギガキングシリーズはメガキング2よりもウレタンが若干柔らかめで、好みが分かれる気がします。

いろいろな方が動画をアップしているので参考にしてみてください。

ビヨンドマックスシリーズについてのまとめ記事はこちらです。 

www.taguchizu.net

www.taguchizu.net

  

〇ZETT(ゼット) ブラックキャノンシリーズ

MIZUNOが打撃部分にゴムを採用したのに対して、ZETTは打感にこだわり、カーボン素材の複合バット、ブラックキャノンを開発しました。

カーボン素材なので、ビヨンドマックスシリーズよりも金属バットに近い打感が特徴です。

特に2017年に登場したブラックキャノンZはカーボン三重管構造+ハイブリッド構造で飛距離も抜群で大人気でした。

見た目も年を重ねるごとにカッコよくなっており、小中学生にも人気が出てきているシリーズです。

2019年の新商品はこちらのブラックキャノンMAXです。  

ブラックキャノンZ2をさらに進化させたハイブリッド構造になっており、カーボン素材の複合バットとしては最高峰だと思います。

個人的には見た目もかなり好みです。

ここまでの売れ行きも好調だと聞いています。 

www.taguchizu.net

 

また、昨年好評だったブラックキャノンZ2もマイナーチェンジして引き続き販売継続になります。

昨年モデルよりも扱いやすくなっているので、中距離バッターにもおすすめできます。 

また、廉価版のブラックキャノンSTシリーズはブラックキャノンNTにパワーアップし、ヘッドキャップがつくようになり、飛距離が上がりました。 

こちらもおすすめできます。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

www.taguchizu.net 

  

また、昨年突如登場し、かなりの飛距離で話題となったバトルツインも発売継続になります。  

こちらはウレタン素材になるので、ビヨンドに近い打感になりますが、飛距離はかなりのものです。

正直、個人的には一番飛ぶ複合バットではないかと感じています。

ウレタンといってもビヨンドマックスギガキングのウレタンよりは硬い物を使用しています。 

www.taguchizu.net 

↑詳しくはこちらをご覧ください。 

 

〇SSK(エスエスケー) ライズアーチ193

SSKはこれまでバンピー構造の複合バットにこだわってきました。

ながらく主力商品として発売されていたのがハンターマックス

凸凹の打撃部分にウレタンを巻くというバンピー構造。

他メーカーにはない発想のバットで話題を呼びました。

M号球に変わってもハンターマックスは飛ぶということで、2018年もハンターマックスの発売を継続してきていましたが、残念ながら売り上げは伸びず…。

そこで、新たに開発されたのがライズアーチ193です。 

www.taguchizu.net

硬いカーボンを使用した全く新しい複合バットです。

ハンターマックスは飛距離は十分だっただけに、デザインを工夫するなどM号球対応をもっとアピールできれば売れたのではないかと個人的には残念に思っています。

ちなみにライズアーチ193の「193」は記録に残っている最長飛距離193mを超える飛距離を目指すという意味が込められているそうです。

SSKのバット特集はこちらです。 

www.taguchizu.net

  

〇asics(アシックス) バーストインパクトシリーズ

asicsは長らくテックエースというシリーズを販売していました。

こちらはオールインパクトエリアをキャッチコピーにし、全体をウレタンで巻いてしまったバットです。

打感はいまいちでしたが、どこに当たっても飛ぶというバットでした。

↑Amazonなどではまだ購入できます。

しかし、不具合が見つかり、リコールがかかったことから販売が終了。

そして2016年から新たに販売が開始されたのがオールインパクトエリアを引き継いだバーストインパクトです。

そして、2017年には新モデルとして、このバーストインパクトシリーズにバーストインパクトEXが加わりました!

このバーストインパクトシリーズがなかなか好評だったようで、2019年も引き続きM号球対応として進化したバーストインパクトが発売継続となります。 

www.taguchizu.net 

このバーストインパクトEXはかなりトップにバランスが寄っているので、パワーヒッター向けです。 

   

〇ルイスビルスラッガー カタリストシリーズ

ルイスビルスラッガーはカタリストを販売していますが、ソフトボールで人気のイメージが強いですね。

カタリストはトップバランスで扱いが難しいイメージがあったのですが、現在は中学生向けにミドルバランスも販売しており、扱いやすくなっています。

そのカタリストは2017年にカタリスト2を発売しました。  

このカタリスト2はかなり好評だったようで、2019年も引き続き発売継続になりました。

私のチームでも一本購入しましたが飛びますね。

ただ、太めのバットなので好みは分かれるかもしれません(かなり昔のカタリストは細身でした)。

また、ニュートロンという複合バットもルイスビルスラッガーからは発売されていますので、詳しくはこちらの記事をご覧ください。 

www.taguchizu.net 

Louisville Slugger(ルイスビルスラッガー) 野球 バット 少年軟式 NEUTRON JJR18N 7654 WTLJJR18N7654 76cm/540g平均
 

  

〇イーストン メイコーシリーズ 

イーストンは外国の企業のため、毎年他のメーカーと比べ新作の登場時期が遅くなっています。 

 

2018年はさらに進化した「ゴーストXリアクト」が発売。 

www.taguchizu.net

スポーツゼビオで推されていたのでスイングしてみましたが、なかなかにいい感じでした。

しかし、使用しているチームを見たことがありませんし、そもそも置いてある店舗が少ない気がします。

残念ながら、あまり売れなかったのではないでしょうか…。 

見た目はけっこう好みなのですが。

 

2019年も新たなバットが登場するとは思うのですが、例年通りだと2019年5月くらいになるのではないでしょうか。

新作が発表されましたら、追記いたします。 

 

ローリングス ハイパーマッハ シリーズ

ローリングスは2018年にハイパーマッハSがメガヒットしました。 

 

短中距離バッター向けということでハイパーマッハシリーズは勝負してきていましたが、これまでのハイパーマッハは売れ行きが良いとは言えず…。

しかし、2018年モデルのハイパーマッハSは操作性が良く、デザインが強烈なこともあって、売り切れる店が続出するほどでした。

低く強い打球が打てるというのが特徴で、キャッチコピーは

「その打球、スピード違反」。


【初速が殺人的】レーザービームのような打球が打てる新型バット

個人的には十分に飛距離も出るようなので、「短中距離打者向け」という看板は下ろしても良いのではないかなと思います。

グラウンドで打ちましたが、初速はかなり速いです。

ただ、バットに乗るというよりは強烈に弾くという感じ。

ギガキングなんかに比べると確かに飛ばないかもしれません。

www.taguchizu.net

↑詳しくはこちらの記事をどうぞ。

 

当然、これだけ売れたのですから、2019年も販売継続かと予想していましたが、2019年は新たに「ハイパーマッチョ」というパワーヒッター向けモデルと、ハイパーマッハ3という従来の軽量モデルの後継作品の二つが発売されることになりました。 

www.taguchizu.net

ハイパーグリッド加工が無くなってしまうのは残念ですが、こちらの2作品も前評判は上々のようです。

 

 

美津和タイガー レボルタイガーシリーズ

美津和タイガーはJグリップ搭載のレボルタイガーが大ヒットして以降、バットの開発にかなり力を入れている印象です。


レボルタイガー 登場CM

Jグリップとは、その名の通り、Jの形をしたグリップのことです。

けっこう振りやすくて私は好きです。

このバットがヒットしたため、複合バットの開発に乗り出し、そこで生まれたのがレボルタイガーiota! 

美津和タイガー 一般軟式金属PU Revol Tiger iota RBRPU85-000 BLK 85cm

美津和タイガー 一般軟式金属PU Revol Tiger iota RBRPU85-000 BLK 85cm

 

毎回思うけど、iotaってなんなんでしょうか?

ゼビオの店員さんも知りませんでした。 

www.taguchizu.net

 

そして2018年の最新作はこのレボルタイガーiotaの新作と、ヘッドキャップを斜めにカットしたというハイパーウィップ! 

www.taguchizu.net

複合バットではありませんが、Jグリップだと毎回打撃部が同じになるという特徴を上手く活かし、ヘッドスピードを上げることに成功したかなり画期的なバットです!

個人的にはかなり気に入りました!

www.taguchizu.net

↑ぜひこちらの記事もご覧ください。

 

そして、この経緯を踏まえて、2019年に登場した新作バットは2018年に登場した二つのバットのいいところどりをした「イオタ×ハイパーウィップ」です。 

美津和タイガー 一般軟式PU iota HW RBRPUHW84-090 ブラック 84cm

美津和タイガー 一般軟式PU iota HW RBRPUHW84-090 ブラック 84cm

 

イオタの飛距離と、ハイパーウィップのヘッドスピードのいいとこどりです。

個人的にも2019年一押しのバットになっています。 

www.taguchizu.net

   

〇まとめ 

はい、ということで各メーカーの複合バットをまとめて紹介しました。

どのバットが一番飛ぶか気になるところですが、正直、バッターによります。

複合バットの開発がスタートした段階よりもかなりバットのレベルは上がってきていて、各社飛距離だけではない売りを生み出そうとしています。

ここまで来ると個人の好みの問題が大きくなってくると思いますので、

実際にスイングしてみて自分に合ったバットを選ぶのが一番だと思います。

特に小中学生はどのバットが飛ぶかも重要ですが、扱えないと意味がないので、外回りせずにしっかりと振ることができるかどうかで判断するようにしてみてください。

 

 

関連記事です! 

www.taguchizu.net

www.taguchizu.net

www.taguchizu.net

www.taguchizu.net