あだ名は「Thor(ソー)」
MLB先発投手最速のストレートを放る25歳
ノア・シンダーガード!
2017年は残念ながらケガで離脱!
2018年こそサイ・ヤング賞か!?
〇メジャー昇格2年目にして14勝、防御率2.60!!
私がノア・シンダーガードのことを知ったのは失礼なことに2016年5月11日のことでした。
この日はメッツ相手にドジャース前田健太投手が先発。
残念ながらメッツの2m近い選手に2被弾…。
マエケンドンマイと思っていたのですが、よくよくニュースを聞いていると、2本のホームランを打ったのはなんとピッチャー!
ノア・シンダーガードという投手でした。
【マエケン】まさかの2敗目 投手に2発被弾4失点KO【マエケン】
これを期にノア・シンダーガード投手を注目してみたのですが、とにかくべらぼうにすごいボールを投げるんです。
これが本当にメジャー2年目かというボールを投げるんですよ!
2016年の彼のピッチングです。
2016 Noah Syndergaard highlights!Mets
ストレートは最速163Km。
ストレートの平均球速も158Km(平均ですよ!)。
ストレートの平均球速はMLB全先発投手の中でナンバー1です。
変化球は切れ味抜群のスライダーとカーブ、あとはシンカーぎみのチェンジアップがあります。
そのどれもが空振りを取れる球種で、奪三振率も非常に高いです。
映像を見ただけでとてつもない投手だと分かっていただけるのではないでしょうか?
ちなみにBPL理論でいうところの「ライアン上げ」+「ターン&タンブル」の投手ですね。
また、先に挙げたようにバッティングもいいです。
2刀流できちゃうんじゃないかと思うようなバッティングをします。
Mets Noah Syndergaard hits two home runs
右投げ左打ちでこれだけ打ちますからね。
すごい選手です…。
ちなみに意外とお茶目な面もあるらしく、こんな動画も見つけました。
ICYMI: If you mess with his teammate, @Noahsyndergaard will steal your ride. https://t.co/Praw6KBDh7 pic.twitter.com/SSKPs23qOw
— MLB (@MLB) 2017年4月11日
なんだか応援したくなりますね笑。
〇2018年シーズンはサイ・ヤング賞獲得に期待!
べらぼうにすごいボールを投げているノア・シンダーガード投手ですが、これでもまだ25歳。
2016年シーズンもボールが浮いてしまい痛打されるシーンや、スライダーのコントロールに苦しむシーンがありました。
正直、まだまだ伸びしろがあると思います。
将来的にはMLBを代表するような投手になれると私は思っています。
2017年シーズンは、まずは20勝+ワールドシリーズを目指してがんばって欲しいなと思っていたのですが、5月1日に右広背筋を痛めて故障離脱。
一応9月末に復帰し、2試合に先発、合計3イニングを投げたもののシーズン1勝2敗。
チームも4位に沈み、不本意なシーズンとなってしまいました。
このケガの原因として、2016年シーズン後の急激なビルドアップが指摘されており、本人も「自分に合った範囲を超えてしまっていた」と発言したようです。
2017年シーズンは残念だったものの、ファンとして2018年シーズンこそサイ・ヤング賞を期待したいと思います。彼のピッチングはとにかく魅力的ですからね!
ちなみになぜノア・シンダーガード投手を紹介したかと言いますと、まず一つはべらぼうにすごいボールを投げているから。
そしてもう一つは彼の特徴的な風貌が理由ですね。
彼のあだ名は「Thor(ソー)」。
映画化もされているアメリカンコミックの「マイティ・ソー」に似ているところからつけられたあだ名です。
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確かに似てますね笑。
このマイティ・ソーは「雷神」と呼ばれることから、ノア・シンダーガード投手のことも「雷神」ということがあります。
改めてノア・シンダーガード投手、いや「雷神」のピッチングを見てみましょう。
Noah Syndergaard Ultimate 2016 Highlights
「雷神」と聞いて見るとよりかっこいい!!
いやあ、こんな個性豊かなスーパースターが日本球界にも登場して欲しいですね!
「神ってる」どころか「神」ですからね笑。
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