クイックからのカーブはバッターがかなり打ちづらい!
かなりの練習が必要だが、ぜひ習得を!!
〇クイック+カーブが相当に効果がある!!
【プロ野球、ピッチング集 #23】超遅球!スローボール、スローカーブ集 遅すぎて見ていておもしろい! + 最後は超速球
こちらの動画をご覧ください。
遅い変化球の特集なのですが、この中でヤクルトの石川投手がクイックでカーブを投げるというテクニックを用いています(1分20秒あたりです)。
これは繰り返し練習しないとなかなかできない高度なテクニックなのですが、動画で見て分かるように、かなり効果があります。
動画でもバッターが完全に泳いでしまっていましたね。
〇まずはクイックを習得!
DeNA久保康友の日本一速いクイックモーション(スーパースローあり)
クイックは投手をやる上で絶対に習得しなくてはいけないテクニックです。
おそらくプロ野球で一番クイックが速いベイスターズの久保投手の動画を掲載しましたが、彼のクイックはかなりレベルが高いです。
彼のクイックは足を速く上げるといったやり方ではなく、塚口氏がBPL理論で提唱している前足を外すオートマチックステップ式のクイックです(別に久保投手が塚口氏から学んだわけではありません)。
BPL理論のクイックの動画も見てみましょう。
こんな感じです。
これができれば相当に速いのですが、これはかなり難しいです。
ですので、通常のクイックの動画も見てみます。
これが通常多くの投手が行っているクイックですね。
ポイントとしては、初めから後ろ足に体重をかけておくこととお尻から出すことだと思います。
まずはこのクイックを習得しましょう。
www.taguchizu.netちなみに、クイックを始めさせた人物は野村克也氏だと言われています。
〇次にカーブを習得!
カーブは現在ではあまり多くの投手が用いる球種ではなくなってきましたね。
2シームなどのムービング系、フォークやスプリット、スライダーが主流になってきました。
しかし、だからこそバッターのタイミングを外すことのできるカーブは大きな武器になり得ます。
カーブの習得方法については以前記事にしています。
通常のカーブの投げ方で投げられない場合は、上記の記事で紹介している簡単なカーブでも構わないと思います。
どちらにしろポイントは抜くことです。
初めはすっぽ抜けるくらいでちょうど良いですから、キャッチボールで抜く練習をしましょう。
〇クイック+カーブ=クイックカーブの完成!
PPAP(Pen-Pineapple-Apple-Pen Official)ペンパイナッポーアッポーペン/PIKOTARO(ピコ太郎)
アイハブアクイック!
アイハブアカーブ!
ウン!
クイックカーブ!!
ということで、クイックを覚え、カーブを習得したらクイックカーブに挑戦することができます。
たとえ両方を上手にできるようになっていても、クイックはとにかく速く、カーブはとにかく遅く、という両極端の動作になりますから、かなり難しくなります。
これはもう繰り返し練習するしかないのですが、クイックカーブは前に突っ込みやすいので、特に頭を残せるように気をつけてください。
クイックカーブだけを続けて練習するとフォームを崩す原因にもなってしまうので、ゆったりと投げるストレートを時折混ぜるようにして練習してください。
効果は絶大なので、ぜひ挑戦してみてくださいね!
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