誰もが気になるプロ野球選手の年俸!
2018年シーズンのプロ野球選手の年俸を見て、ちょっと安すぎるのではないかとかわいそうに感じた選手をリストアップしてみました!!
あくまでも個人的な意見ですのでご了承を…
〇プロ野球選手の年俸って気になるよね?
私は大の野球好きです。
野球好きの方ならご理解いただけるかと思うのですが、「選手名鑑」を見るのっておもしろいですよね。
私は毎年このシリーズの選手名鑑を購入して端から端まで見ています。
他にも様々な出版社から選手名鑑が発売されています。
プロ野球カラー名鑑2018【ポケット版/文庫サイズ】 (B.B.MOOK1403)
- 作者: ベースボール・マガジン社
- 出版社/メーカー: ベースボール・マガジン社
- 発売日: 2018/02/16
- メディア: ムック
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2018 プロ野球全選手カラー写真名鑑号 2018年2/23号 (週刊ベースボール増刊)
- 作者: 週刊ベースボール編集部
- 出版社/メーカー: ベースボール・マガジン社
- 発売日: 2018/02/08
- メディア: 雑誌
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2018 プロ野球 全選手カラー写真名鑑&パーフェクトDATA BOOK (B.B.MOOK1404)
- 作者: 週刊ベースボール編集部
- 出版社/メーカー: ベースボール・マガジン社
- 発売日: 2018/02/16
- メディア: ムック
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2018プロ野球選手写真名鑑 2018年 03 月号 [雑誌]: 日刊スポーツマガジン 増刊
- 出版社/メーカー: 日刊スポーツ出版社
- 発売日: 2018/02/17
- メディア: 雑誌
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どの選手名鑑が一番人気なのかは分かりませんが、データが豊富なので、私はスラッガーの選手名鑑を選んでいます。
ちなみにMLBの選手名鑑もスラッガーのものを毎年購入しています。
MLB選手名鑑 2018―MLB COMPLETE GUIDE 全30球団コンプリートガイド (NSK MOOK)
- 作者: スラッガー
- 出版社/メーカー: 日本スポーツ企画出版社
- 発売日: 2018/02/28
- メディア: ムック
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この選手名鑑を見るときにもちろん成績や出身校なども気になるのですが、年俸も気になりますよね!
球団格差もあるのですが、
「あの選手がこんなにもらっているのに、この選手はこれしかもらってないの!?」
なんて見て楽しむのもなかなかおもしろいです(おもしろがっちゃダメですかね苦笑)。
プロ野球の場合、「年俸=評価」という側面もあります。
年俸が低い選手は過小評価されていると言えるわけです。
そこで今回は、「え?この選手はもっと評価されていいんじゃないの?」と個人的に感じた選手を紹介していきたいと思います。
あくまでも個人的な意見ですのでご了承ください。
〇もっと評価されてもいい選手はこの選手たちだ!!
1、小林誠司 5400万円(読売ジャイアンツ)
小林選手の5400万円は妥当と思われる方も多いかとも思います。
小林選手のちょっとかわいそうなところは、1年目から3年目序盤あたりまで野村克也氏をはじめとし、いろいろな野球評論家の方にリードを酷評されてしまったせいで、いまだにリードが下手な印象がつきまとってしまっています。
しかし、WBCでも正捕手、昨年は菅野投手にも全幅の信頼をおかれ、かつてキレられたマイコラス投手からもその成長ぶりを褒められています。
私個人はそれほどリードに詳しくないのですが、昨年の試合をみるとそんなにひどいとは思えませんし、強肩ぶりが球界トップクラスなのは間違いありません。
捕手としての能力を見た際に、古田氏、谷繁氏などのレジェンド級と比べるのはかわいそうな話で、現役だけで見ればナンバー1に近い存在だと思います。
特にスローイングに関しては、強肩のみならず、握り替えのミスの少なさ、コントロールともに球界屈指(私はナンバー1だと思っています)です。
その秘密は以前記事にしています。
確かにバッティングはよくありませんが、それだけで5400万円に抑えられているのは少しかわいそうな気がします。
特に昨年オフの契約更改では、ゴールデングラブ賞を獲得しながらたった400万円の昇給…。
21試合しか出場していない宇佐見選手が900万円昇給していることを考えるとちょっとかわいそうです。
捕手なのでもう少し守備面を評価してあげて欲しいと個人的には感じます。
2、山川穂高 3240万円(西武ライオンズ)
山川穂高 #33 【ホームラン全集】2017年レギュラーシーズン
山川選手は契約更改で保留するなど、自身でも評価の低さを嘆いているようです。
確かに2016年は49試合、2017年は78試合と出場試合数はまだそこまで多くありませんが、ここ2年のバッティングは明らかに将来のホームラン王候補。
2016年は14本放ち、OPS.925で600万円しか昇給せず…。
2017年は23本も打ち、OPS1.081と凄まじい成績を残したのに1640万円の昇給…。
確かに倍増してはいるものの、この2年の活躍を見て、たった3240万しかもらっていないのはさすがにかわいそうな気がします。
ホームラン23本、OPS1.081というのはかなりすごい成績です。
特にOPSは規定打席到達者で1を超えている選手が2017年シーズンは0人でした。
規定打席には達していないものの、山川選手のOPSの高さはもっと評価されるべきかと思います。
また、西武ライオンズからすると誰がどう見ても将来のスター候補です。
そういった選手に契約更改で保留させるというのはあまりいいことではないと感じます。
逆に「こんなにもらっていいんですか?」というくらい期待度を金額で表してもいいのではないかと思うのですが。
その辺りがFA流出の多さを物語っている気がします。
3、則本昂大 25000万円(東北楽天イーグルス)
《THE FEATURE PLAYER》MLB記録に並んだ!! E則本が8試合連続2桁奪三振!!
おいおい25000万円ももらっているじゃないかと思われるかもしれませんが、私はまだまだ過小評価だと思っています。
則本投手は同期入団で成績も似ている巨人の菅野投手と比べるとその過小評価ぶりが分かります。
菅野投手は入団5年間で61勝、761奪三振、防御率2.18、最多勝1回、最多奪三振1回、最優秀防御率3回で年俸45000万円です。
対して則本投手は同じく入団5年間で65勝、991奪三振、防御率2.91、最多奪三振4回で年俸25000万円。
これをご覧になっても
「うーん、確かにこれで2億円も差がつくのは微妙だけど、防御率が違うし、過小評価までは言い過ぎなのでは?」
と思われる方もいるでしょう。
防御率は確かに菅野投手の方がかなり良いのですが、
FIPという味方の守備力を考慮しない疑似防御率という指数では、則本投手が通算2.53、菅野投手が通算2.60と、実は則本投手の方が上回っています。
また私が一番過小評価だと感じる点は投げたイニング数です。
菅野投手は5年間で884イニング(年平均約175イニング)も登板しています。
この数字は先発とリリーフの役割分担がしっかりとしている現代野球では素晴らしい数字です。
中6日でケガ無くローテーションを回った場合、大体先発登板は25ほどになります。
その25の登板で7イニング投げつづけて年175イニングですから、この数字はかなり立派です。
それに対して則本投手はなんと5年間で948イニングも投げています。
年平均では約190イニング。
延長を除けば、チームが戦うイニング数はほぼ決まっており、先発投手が多くのイニングを投げてくれるだけでチームに大きな貢献をしていることになります。
MLBではこうした多くのイニングを投げてくれる投手を「イニングイーター」として評価する傾向があります。
防御率が高くとも他の投手を休ませることができるイニングイーターは重宝されるのですが、則本投手のように勝てる防御率も良いハイレベルなイニングイーターはなかなかいません。
特に菅野投手が22000万円の昇給を勝ち取った2017年シーズンはWARでも勝っており、則本投手が5000万円しか昇給しなかったのはかわいそうに感じます。
疑似防御率やイニング数などの点を比べると、私は則本投手は菅野投手並の年俸でもおかしくないと感じています。
4、青柳晃洋 1300万(阪神タイガース)
2017.9.26 阪神タイガース 青柳晃洋投手 奪三振! サイドスロー
阪神タイガース3年目、期待のサイドスロー(アンダースロー?どっちか分からない笑)。
確かに胸を張れるほどの成績でもないのですが、2年連続12先発で4勝。
防御率も2年平均で3.26と及第点。
しかし、全然年俸が上がらない…。
1年目の720万円から580万円しか上がっていません。
個人的には2000万円はもらえて良い成績かと思っています。
なぜ、ここで取り上げたかというと、同じ阪神タイガースの2年目小野泰己投手が15先発、2勝7敗、防御率4.35で600万円増の1800万円に昇給したからです。
おい、どういうことだ…。
確かに小野投手の方が髪はフサフサだが…。
個人的に青柳投手はファンなので、この低評価を覆す活躍を期待したいと思います。
以上、もっと高く評価されても良いのではないかと個人的に感じる選手たちでした。
他にもいたら随時更新していきたいと思います。
今回紹介した選手たちには2018年シーズン活躍して見返して欲しいですね!
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