中学校野球部!絶対に強くなるヒント集

中学野球や部活動の経営をしている方々のお役に立てるように、野球技術のみではなく、組織づくりのことなど、野球部の経営に役立つ情報をどんどん発信していきます。また、野球小僧を育てたい親御さんに役立つ情報も掲載していきます。宮川理論の公認指導員です。

走塁は反復練習+イメージトレーニング!「好走塁集動画」を活用しよう!

走塁に力を入れたチームを作るために!

反復練習することはもちろん、動画を活用してイメージを湧かせよう!!

 

〇走塁はまずは反復練習!

これまで走塁に関する記事をいくつも書いてきました。 

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これ以外に細かなテクニックなどについても詳しくまとめていますので、そちらもぜひご覧ください。

 

私はチームを作る際に、走塁には必ず力を入れるようにしています。

その代によってメンバーは当然替わります。

代によっては長打を打てるバッターが何人も揃うことがあるかもしれませんし、130kmのストレートをバンバン投げることができるピッチャーがいるかもしれません。

しかし、当然毎年そのようなメンバーに恵まれるとは限りません。

そこで毎年安定して力を発揮するチームにするために「走塁」が必要になると私は考えています。

もちろん、足が遅い子も含めて100mを12秒台で走れるように育てることは、少なくとも私にはできません。

しかし、指導者と選手の努力次第で、「全力疾走の徹底」、「僅かな隙を見逃さない走塁」、「リードや盗塁でのプレッシャー」など走塁を武器にすることは十分に可能です。

 

そのためにまずは日々の練習で走塁練習を反復することです。 

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個人的におすすめしているのは、こちらの走塁練習です。

人数が少ない場合は3ヶ所や2ヶ所にするといいと思います。

走塁練習というとベースランニングを行うことが多い気がしますが、塁間を全力疾走しているとこなせる本数が少なくなってしまうので、スタートならスタートだけの練習という形でメリハリをつけてやるようにしています。

もちろん、駆け抜けやオーバーランの練習など、塁間を全力疾走する練習もしますが。

 

〇反復練習をしたら次は実践!…しかし。

こうやって反復練習をしたら、次はもちろん実践練習です。

ケースノックやゲームノックのランナーをやる中で実際に挑戦していくわけです。 

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現在はチームの人数が少ないチームが増えてきているので、合同練習でのケースノックもかなりおすすめです。

チームによって場面への対応は異なるので、いろいろなチームに作戦を仕掛け、どのような対応をしてくるかを学ぶことは非常に重要になってきます。

もちろん、練習試合もやって欲しいのですが、練習試合だけでは望むケースを反復練習できません。

 

こうして実践練習に入ると、練習でできていたことができないということが課題として出てくると思います。

特に、ディレードスチールや3盗、さらにはホームスチールなど勇気が必要なプレー、練習でなかなか反復できない特殊なプレーなどはできるようになるまで時間がかかるのではないでしょうか?

こうした時に、ぜひ活用して欲しいのが「好走塁」の動画です。 

 

〇好走塁集を上手に活用しよう!

非常に便利な時代になったもので、「YouTube」などの動画サイトで簡単に野球動画を見ることができます。

これを活用しない手はありません。

特に「好走塁集」はなかなか説明や指導ができない「隙を狙う走塁」がイメージしやすくなります。

 

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こちらは隙を狙う好走塁集です。

選手はイメージが無いと「隙を狙え」と言われてもなかなか動くことができません。

こうした好走塁集をチームミーティング等で全員で見ることによってイメージは作りやすいです。

 

他にもおすすめの動画をあげていきます。 

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こちらはパ・リーグの好走塁集。 

 


神走塁 ホームスチール集

こちらはなかなか選手が勇気をもってできないホームスチール集。

ホームスチールは練習をしていてもなかなか実際に決まるイメージが沸いてきません。

こうした成功例を見ることでイメージしやすくなります。

 

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これはタイミングがつかみにくい3盗。

3盗はコツをつかめばできるようになるものの、なかなか一歩目が踏み出せないケースが多いですが、動画で見るとイメージが沸きますね。

 

こういった好走塁集は動画サイトにたくさんありますので、ぜひ走塁のチームを作るために活用してみてください。 

 

〇防ぐ方法も考えよう!

プラスアルファとして、これらの動画で走塁のイメージを作る際に、

「では守備側だったらどうする?」

という問いかけも重要です。

 

走塁に力を入れたチームを作ることのもう一つのメリットは、「守備での対処法」も分かるようになることです。

3盗やホームスチールは隙を見せなければなかなか決められることはありません。

では「隙を見せない」とはどういうことなのか?

先にあげた動画を振り返りながら、逆にどういうチームが相手だと決めづらいのかということを守備に反映させるのです。

こうすることで簡単に先の塁を奪われないチームを作ることができます。

ぜひ動画を上手に活用して、走塁や守備に活かして欲しいと思います。 

 

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