中学校野球部!絶対に強くなるヒント集

中学野球や部活動の経営をしている方々のお役に立てるように、野球技術のみではなく、組織づくりのことなど、野球部の経営に役立つ情報をどんどん発信していきます。また、野球小僧を育てたい親御さんに役立つ情報も掲載していきます。宮川理論の公認指導員です。

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リリースに課題がある選手を改善するには!?おすすめの練習をまとめました!

リリースに課題がある選手はそれなりに多い!

それに対してどんな指導をしますか!?

リリースは本当に細かい感覚の部分なので、注意して指導しましょう!!

 

〇リリースの指導は注意しないとイップスに…

投手のみならず、リリースに課題のある選手は非常に多いです。

アーム式の投げ方をするためにリリースが安定しない選手も含めればかなりの数に上ると思います。

一番良いのは初心者の段階から投げ方をしっかりと指導し、できるだけリリースに課題を作らないことです。

この時におすすめなのが、馬見塚先生『野球医学の教科書』の著作内で紹介している「逆フェーズ法」です。 

「野球医学」の教科書―致命傷になる前に対処!肩肘腰の野球障害から子どもを守る!

「野球医学」の教科書―致命傷になる前に対処!肩肘腰の野球障害から子どもを守る!

 

↑こちらの本の中で詳しく解説されています。

私もスローイング、ピッチングの基礎として取り入れています。

「逆フェーズ法」から入るとそれほどひどい癖がつくということはなかなかありません。

私は「全員を投手として育てる」ことと、「ケガをさせない」ことを指導する上で気を付けているのですが、その点でも「逆フェーズ法」はかなり優れていると思います。 

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↑全員をピッチャーに挑戦させる記事はこちらです。  

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↑肩・肘の故障を避ける記事はこちらです。

 

ただ、中学野球や高校野球を指導していると、そのカテゴリーに進んできた段階で、すでに投げ方が大変なことになっていたり、リリースに大きな課題をもっていたりする選手も一定数いますよね。

そうした選手は、指導者が介入して良いフォーム、良いリリースに改善する必要があると思います。

もちろん、そこでも「逆フェーズ法」は有効ですが、指導する際に注意して欲しいことがあります。

それは、あまり「細部に触れない」ということです。 

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↑こちらの記事でも触れています。

 

理想は

「選手の動作の細部に触れず、改善するための練習を与え、それをこなしていく中で知らず知らずのうちに改善されている」

というのがベストだと思います。

細部に触れてしまう、つまり

「リリースのときにボールを弾くように」

「肘を前に出して肘から投げるように」

などといった細部に関わる具体的な指示を出すことで改善を図ろうとすると、イップスになってしまう恐れがあります。 


【投球障害】MAX143kmだった僕がイップス発症して1年経った現在の姿…。

↑こちらの動画のような症状がイップスです。

私も中学生のときになったことがあるのですが、正直自分ではなかなかどうしようもありません。

治すことが難しいので、ならないのがベストです。 

イップス 魔病を乗り越えたアスリートたち

イップス 魔病を乗り越えたアスリートたち

 

 

普段無意識で行っていることを意識化しようとするとぎこちない動きになってしまうことがあります。

たとえば、まばたきを意識してみてください。

途端にまばたきしづらくなってきますよね?

リリースの際の指や肘の動きもほとんど無意識で行っています。

あまりに意識をしてしまうと良くない方向に出る選手が多いです。

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↑イップスについてはこちらの記事もご覧ください。

 

〇リリースを改善するためにおすすめな練習!

ということで、リリースの課題を改善するためには

「選手の動作の細部に触れず、改善するための練習を与え、それをこなしていく中で知らず知らずのうちに改善されている」

のがベストだと思います。

そこで、知らず知らずのうちにリリースが改善されていくおすすめの練習をいくつか紹介します。

 

1、天井投げ 

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まずはすでに過去記事で紹介している「天井投げ」です。

こちらは仰向けになって投げることで、肩を使わずに肘から先で投げる練習になります。

体勢的に自然と肘から出てくる形になるので、特別にリリースをどのようにするか指示を出さなくともリリース改善の練習になります。

ただ、手首だけ使って投げるとあまり意味のある練習にはならないので、リリース直後に肘から先が伸びているかはチェックしてください。


小宮山悟氏が 幼少期にやった天井ボール投げ

↑肘から先がしっかりと伸びていますね。

 

2、ダーツ投げ


ダーツ 綺麗な投げ方

ダーツを投げるようにボールを投げます。

上の動画はダーツを投げていますが、ダーツを投げる姿勢と同じ姿勢を作って投げてみてください。

ダーツと異なり、リリース後に手のひらが外側を向くようにして、最後は相手を指さすような姿勢でフィニッシュしましょう。

これも自然と肘から先しか使えないようになっています。

4~5mくらいの短い距離で構わないので、キャッチボールのメニューに組み込むなどして日々反復練習をしてみてください。

ちなみに利き腕の方の足を前に出さないと、肩の力を使ってしまいやすくなるので注意してください。 

 

3、ラグビーボール投げ


小野コーチ,パスの投げ方

ラグビーボールを投げます。

正直、ラグビーやアメフトはさっぱりよく分からないのですが、ラグビーボールを利用して、綺麗なジャイロ回転で投げられるように練習をしましょう。

はじめは遠くまで投げる必要はないので、両足を肩幅くらいに開き、足を使わずに5mほどの距離で練習します。

ラグビーボールを使う理由ですが、ラグビーボールの性質上、ボールを持って投げようとすると自然に肘が前に出てきます。

小指が投げる方向を向くためです。

そのため、ラグビーボールを正しい回転で投げようと試行錯誤しているうちに、勝手に肘から先の使い方が正しくなっていくというわけです。

ある程度上手になったら距離を伸ばしていくといいと思います。

 

ただし、ラグビー選手になるわけではないので、おもちゃのラグビーボールで構わないと思います。 

アンパンマン やわらかラグビーボール

アンパンマン やわらかラグビーボール

 
ラグビーボール

ラグビーボール

 
池田工業社 おもちゃ やわらか ラグビーボール 000033180

池田工業社 おもちゃ やわらか ラグビーボール 000033180

 

私はたまたま100均のお店でおもちゃのラグビーボールを見つけたのでまとめ買いしました。

ただ、最近はいくら探しても売っていません…。

 

以上、リリースに課題がある選手におすすめの練習でした。

これらの練習を日々取り入れ、先に紹介した「逆フェーズ法」につなげていくと良いと思います。

リリースの課題はブルペンでの投球練習を繰り返してもなかなか改善しません。

地道な努力になってしまいますが、今回紹介した練習にぜひ取り入れてみてください。 

ピッチングメカニズムブック 改善編―ドリル&トレーニング

ピッチングメカニズムブック 改善編―ドリル&トレーニング

 

 

ピッチング指導チェックリストはこちらです。 

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こちらの記事もぜひご覧ください。 

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