第3回のフリーバッティングゲームの大会を開催しました!
野球の楽しさを存分に味わうことができるゲーム形式です!
また、合同練習会も一緒に行うことで指導者の交流、指導力向上も期待できます!
〇第3回フリーバッティングゲーム!
報告遅くなりましたが、先日フリーバッティングゲームの大会を行いました。
フリーバッティングゲームについて詳しくは以下の記事をご覧いただけたらと思います。
簡単にまとめると、大人が投げた緩いボールを打つゲームで、盗塁やバントが禁止、打たないと進塁できません。
バッティング練習になるのはもちろん、とにかくテンポよく打球が飛んでくるので守備練習や盗塁以外の走塁練習にもなります。
フリーバッティングゲームの大会は、今回で第3回となります。
過去2回の記事はこちらです。
今年は異動1年目ということやグラウンドが改修工事中であること、感染症対策を講じなければならないことなど、様々な困難がありましたがなんとか無事に開催。
選手にとっては初めてのフリーバッティングゲームの大会、大会運営でしたが事前準備から一生懸命にやってくれました。
一日の流れを以下に簡単にまとめます。
8時~ ウォーミングアップ
8時半~ 開会式
9時~ 第1試合(合同試合1)
9時50分~ 第2試合(合同練習2)
10時40分~ 第3試合(合同練習3)
11時30分~ 昼食休憩
12時~ 質問タイム
12時20分~ 第4試合(合同練習4)
13時10分~ 第5試合(合同練習5)
14時00分~ 第6試合(合同練習6)
15時10分~ 閉会式
3チーム呼び、合計4チームでの大会となりましたのでリーグ戦で6試合行われました。
合同練習も空きスペース(かなり狭かったですが…)で6回行いました。
合同練習については後半で触れたいと思います。
今回はコロナの関係もあり、近いチームを呼ばせてもらいました。
フリーバッティングゲームの目的を考えるとチームの強い弱いはあまり関係なく、むしろ実戦をあまり積むことが難しいチームを積極的に呼ぶようにしています。
第1回は6人しかいないチーム。
第2回は2チームが合同チーム。
第3回の今回も5人しかいなく、普段はなかなか練習試合を行えていないチームをあえて呼ばせていただきました。
うちの選手をレンタル移籍させて行いましたが、向こうの選手、指導者の方とコミュニケーションを取り、いろんなことを学んで来るように伝えました。
レンタル選手には伝えませんでしたが、向こうの指導者の方にはレンタル選手の特徴や課題を事前にお話しし、可能であればアドバイスをお願いしておきました。
両チームにプラスがあったように思います。
大会の総括としては、会場が狭めだったこともありますが、ホームランも大会を通じてなんと22本も飛び出しました。
中には人生初ホームランを放った選手も。
今大会は特にとにかく選手が楽しんでいた姿が印象的でした。
一日で参加チーム全員が平均10打席程度経験を積むことができたのはフリーバッティングゲームならではだったと思います。
テンポよく進むので45分で9イニングできた試合もありました。
ほぼほぼ三振が無く、どんどん打球が来るので、バッティングだけでなく、守備の経験も積むことができたと感想をもらうこともできました。
〇合同練習会も同時開催!
また、先に述べたように合同練習も同時開催。
自チームの指導者以外からも学ぶことができ、貴重な経験になったようです。
ちなみに合同練習の内容は次のようなものでした。
・バッティングドリル練習(宮川理論体験)
・冬季練習におすすめな下半身トレーニング
・守備の基礎ドリル練習
・走塁テクニック
私のチームではさっそく教わったドリルやトレーニングを取り入れています。
参加してくださったチームの先生方からは他の指導者の方の練習を体験できる機会はあまり無く、貴重だったとの声をいただきました。
私はいつも練習試合の際に合同練習をお願いしたり、守備を見てもらったりしているので、合同練習慣れしているのですが、多くの指導者の方はあまりそういう機会は無かったのかもしれません。
指導方法の交流は学ぶことも多く、良い刺激ももらうことができるので、良い機会を提供できたのではないかと思います。
私のチーム主催の合同練習では、選手たちが6ブースに分かれて走塁を教えることに挑戦しました。
ここに備えて、二週間ほど前から走塁練習にあてていた時間を、走塁を教える練習の時間にし、練習しました。
私のチームでは社会に出て活躍できることを目指しています。
その中の一つのテーマが「伝える」ことです。
伝えることを意識する非常に良い機会になったようで、まだまだ拙いですが、一生懸命やっていました。
〇残念だったことと総括
ただ、残念だったことも二つあります。
一つは感染症対策として恒例になっていた昼食ミーティングを中止しなければいけなくなったこと。
毎年、昼食ミーティングでは「都大会で勝つために必要なこと」をテーマに、チームをミックスし、意見交換を行っていました。
このミーティングの効果が非常に高いと感じていたので、中止にしなければならなかったことは残念でしたが、致し方ありません。
そしてもう一つ残念だったことは、昼食ミーティングの代わりに設定した質問タイムで積極的な選手が少なかったことです。
事前に顧問の先生方に質問タイムをお願いしていたのですが、顧問の先生が暇になってしまうような状況でした。
これに関しては私自身も日頃からそうした意識づけができていなかったと反省しています。
「伝える」ことと同じく、「学ぶ」ことも社会に出て活躍するために必要なことだと考えています。
「学ぶ」姿勢が足りなかったことは残念でしたが、この日の反省を活かして、その後の練習では積極的に質問をする選手が出てきました。
当日に関しては残念でしたが、成長に繋げてくれたようで良かったです。
最後の閉会式の選手たちの満足そうな表情を見て、開催することができて良かったと実感しました。
自分のチームのみならず、少しでも他チームの選手たちの成長に貢献できていれば嬉しいです。
私のチームのスローガンは「Five Challenges」です。
その中の一つに「野球界の限界への挑戦」があります。
新型コロナウイルスの関係もありますが、今後もフリーバッティングゲームの大会に関わらず、野球界の裾野を広げることができるような取り組みを継続していきたいと思っています。
何か良いアイデアがありましたらご教授お願いいたします。
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