選手はなかなか自分のプレーを客観的に見る機会がない!
言葉だけの指導よりも伝わりやすい、タブレットを活用した指導がおすすめ!
◯選手は自分のプレーを客観的に見る機会がなかなかない!
以前、スマートフォンを部活動にも活用できるという話をさせていただきました。
この記事はスマートフォンの使い方やマナーを中学校でももっともっと日常的に指導すれば、子どもたちの生活に良い影響がある可能性もあるという趣旨で話をしたもので、その一例として部活動での活用をあげました。
現状はスマートフォンを部活動で子どもたちが自由に活用するということは難しいことと思います。
しかし、指導者がスマートフォンやタブレットを活用して指導に活かすことは問題がないはずです。
そこで、ぜひともスマートフォンよりも画面が大きいタブレットを活用して指導にあたって欲しいと思います。
選手はなかなか自分のプレーを客観的に見る機会がありません。
みなさんも経験があるかもしれませんが、自分の頭の中でイメージしている動きと実際はちょっと異なる動きをしてしまっていることは多々あります。
指導者から見て「ここをこうしたほうが良い」という指導がなかなか伝わらないことがあるのは、このイメージと実際のプレーのズレから来ていることもあります。
そこで、選手のプレーを動画撮影し、ズレを無くしていくことが指導において非常に有効になるわけです。
◯タブレットをどのように活用すると効果が高いのか?
1、選手のプレーを動画撮影し、指導者と一緒に見る。
先にお話しましたが、まずはこの作業にタブレットを活用してもらいたいと思います。
選手によっては家でスイングを確認している子もいますが、実際にボールを打つ、ノックを受ける、ピッチングなどを家で撮影することは難しいです。
また、自分一人で見て改善点が分かればいいのですが、なかなかそのレベルに達している子はいません。
そこで、指導者がプレーを撮影し、一緒に動画を見て確認、指導をするという方法が非常に効果的になるわけです。
また、良いときの動画を残しておくと調子が悪い時に見比べることができます。
選手別に調子が良いときの動画を保存しておくことをおすすめします。
2、参考になるプレー動画を見る。
指導者はよくプロ野球選手などを引き合いに出して指導をすることがあるのですが、選手によってはピンときていない場合があります。
たとえば、筒香選手のようなテイクバックを取ろうとアドバイスをしただけではなかなか選手には伝わりませんが、一緒に動画を見た後に「こんな感じでやってみよう」と話せばすぐに伝わります。
スロー映像)横浜DeNA 筒香嘉智 バッティングフォーム 2016.6.8
こういったYouTube動画などで簡単に見ることができますよね。
ただし、こういった動画をグラウンドで見るためにはWiFiモデルの場合はポケットWiFiを用意するなどしなくてはいけないので注意が必要です。
私は動画を見せることを考慮してタブレットを選んだので、WiFiモデルではなく、セルラーモデルを購入・契約しました。
Yモバイルだと機種は微妙かもしれませんが端末代込みで月々1000円ほどでセルラーモデルが利用できます。
3、参考になる記事を利用する。
たとえば野球関連のニュースなどで選手に伝えたいことがあった場合、新聞を切り抜いて持っていくよりはタブレットを利用した方が楽です。
2017年の公認野球規則変更の要旨をミーティングで伝えたい場合などに、タブレットで検索し、選手の前で読み上げ、かいつまんで説明することができます。
また、ルール等で疑問が出てきた場合、検索を活用して、グラウンドの中で解決することが可能になります。
たとえば、当ブログで紹介している練習を行いたい場合、タブレットで記事を確認しながら行うことができます。
これも非常に大きなメリットです。
というような形で、野球を始めとする部活動の指導にタブレットは大きな力を発揮します。
ビデオ撮影をしてTVにつないで見るというやり方もあるのですが、その場ですぐというわけにはいきませんし、大きなメリットである検索を活用するということができません。
タブレットはそういったことが容易に行えるので、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか?
タブレットは良い物は高いので、購入まではちょっとという方にはレンタルもおすすめです。
↑こちらのサイトでiPadのレンタルができます。
また、ポケットWiFiも1泊からレンタルできるのでおすすめです。
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