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U-18野球侍ジャパンに1・2年生を招集するのはやめるべきだ!

盛り上がるU-18野球W杯!

藤原選手、小園選手の2年生コンビも招集され、1・2番として活躍しています!

しかし、チームは現在秋季地区大会の真っ最中!

これで本当にいいのでしょうか!?

 

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〇U-18野球W杯とは?

近年注目されているU-18野球W杯ですが、実は歴史はそこそこ古く、1981年から始まっています。

しかし、もともと開催時期が夏の甲子園と被ってしまっていたため、日本代表は参加を見送っていたそうです。

2004年の21回大会から9月開催に変更になり、甲子園大会が終了した後の開催となったため、高校生のオールスターチームを編成することが可能となり、毎大会参加しています。

2013年からは隔年での開催となり、奇数年に行われることとなりました。

ですが、偶数年にはU-18野球W杯の出場権をかけたU-18アジア選手権が行われるようになったため、毎年日本代表が結成され、大会に参加するという形が続いています。

野球世界ランキング1位の日本代表ですが、実はU-18野球W杯での優勝は一度もありません。

前回2015年大会は日本で行われたため、覚えている方も多いかもしれませんが、そこでもアメリカに阻まれ準優勝に終わり、優勝することはできませんでした。

※以上、WBSC U-18ワールドカップ - Wikipedia を参考にさせていただきました。


清宮・オコエら選手が振り返る 2015年 U-18 野球W杯 決勝 日本 vs 米国

↑そういえばオコエ選手や上野投手、佐藤投手らが活躍した大会でしたね。

 

〇毎大会のように1・2年生が招集されている!!

このU-18野球W杯ですが、日本代表=侍ジャパンには毎大会のように1・2年生も招集されています。

U-18なのですから、高校3年生に限らず、当然1・2年生も参加できます。

今回招集された下級生は2年生の2名です。

 

報徳学園の小園選手。

www.japan-baseball.jp

大阪桐蔭高校の藤原選手。

www.japan-baseball.jp

2017年大会では1・2番コンビを組み、活躍を見せていますから、実力的には侍ジャパンに選出されても全く違和感はありません。

実は過去の大会でも、当然のように下級生が招集されています。

 

2015年大会ではみなさん記憶にあると思いますが、1年生の清宮選手が選出されています。


U18野球ワールドカップ 清宮 幸太郎君 本来のあたりなくても2打点!侍ジャパン ブラジル戦 2015年8月28日

しかも4番ですからね。

まあこちらも実力的には選出に疑問は特にありません。

 

続いて2013年大会では、2年生で甲子園優勝投手となった高橋光成投手が選出されています。

この大会には、同じく2年生投手の安楽投手も選出されています。


熱闘甲子園 前橋育英 高橋 連続9奪三振 2013 8 12

高橋光成投手は甲子園で大活躍した直後でしたね。 

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〇下級生の招集は秋季大会に影響がある!!

実はこのU-18野球W杯、毎年秋季地区大会と日程が被ります。

たとえば藤原選手の大阪桐蔭は初戦こそ9月18日なものの、大阪府大会自体は9月2日からすでに始まっています。

小園選手の報徳学園も県初戦は9月16日ですが、秋季地区大会は8月16日からとなっていました。

幸いなことに地区大会は勝ち上がっています。

大会終了後に県大会初戦には間に合うかもしれませんが、当然二人ともチームでの練習には参加できていない状態です。

U-18侍代表に選ばれるくらいの選手なわけですから、当然チームでも中心となる選手ですが、半月以上チームから離れなければいけないのです。

 

これはもちろんチームとしては大打撃です。

先に挙げた高橋光成投手は2年夏の甲子園優勝後、U-18野球W杯に参加。

大会終了後チームに合流したのはなんと秋季大会初戦の前日だったそうです。

チームは太田工業に苦しい展開を強いられ、高橋投手は4回から登板したものの、本調子には程遠い内容で敗戦しました。

夏の甲子園終了後に即U-18侍ジャパンに合流していたため、試合で捕手とバッテリーを組むことが初めてだったそうです。

これではさすがに厳しいですよね…。

その辺りのことはこちらの記事に詳しく書かれています。

toyokeizai.net

 

ただし、この招集は強制ではなく、2012年には2年生だった松井祐樹投手が秋季大会を優先しているように、拘束力は全くありません。

また、高橋投手を送り出した荒井監督は

「甲子園で優勝して変な自信をつけると、残り1年が容易でなかっただろうけど、国際試合で打たれた経験がプラスになると思う。群馬の田舎出身でのんびりした子だけど、帰ってきてから取り組み方がよくなった。いろんなことを積極的に行うようになり、代表に選んでいただいてよかった」

高校生の可能性を、無限に膨らませる方法 | 野球界に見る 凡才がトップに登り詰める方法 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準 より

と述べているように、プラスの面もあったと述べています。

 

しかし、秋季大会が春のセンバツに繋がっている以上、他のチームメイトのことも考え、1・2年生は招集しない方が良いのではないかと私は思います。

30人以上招集しなければいけないのならばまだ分かりますが、20名でいいわけですから、3年生だけで十分に戦えるのではないでしょうか?

今年で言えば、確かに藤原選手や小園選手は魅力的ですが、他にも選出されてもおかしくない野手はいたように思います。

国際大会ですから、秋季大会及び春のセンバツよりも重要だと言うのであれば(それも一理あります)、そもそも秋季大会の日程を再検討すべきではないでしょうか? 

 

関連記事です。 

www.taguchizu.net

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