学校生活がしっかりとできてこその部活動!
地続きの活動を目指そう!
2020年バージョンです!
ここまでの野球部の教科書はこちら。
2020年版に改訂しています。
学校生活については以前から重視していましたので、そこまで大きな変更点はありません。
(学校生活)
みなさんは野球部である前に〇〇中学校の生徒です。入部届を提出する際にも、「学校生活にしっかりと取り組んだ上で部活動を行う」約束をしているはずです。この項では学校生活で重視して欲しいことを考えていきましょう。
1、授業
①先生の話をしっかりと聞こう。
…野球部のときは先生の話をしっかりと聞いているのに、授業になると途端にできなくなる人がいます。それでは社会に出て通用しません。まずは先生の話から一つでも多くのことを学べるように努力しましょう。また定期テストや受験に向けても、家や塾でがんばる前にまずは授業を大切にすることが重要です。授業も人間形成だと思って真剣に取り組みましょう。分かることに関しては発表も積極的に行い、クラスを引っ張っていけるように努力してください。また、クラスで授業がうまくいかないことがないように、私語をしている友達に注意をする、分からない友達には教えてあげる、などより良い授業になるように野球部が引っ張ってもらいたいと思います。「学校の限界へのChallenge!!」にもなりますね。
②積極的に発表しよう。
…先生からの問いかけで、答えられるものは積極的に発表しましょう。また、グループでの話し合いでも積極的に自分の意見を述べましょう。自分の意見を伝える、表現するということは野球部の活動にも活きてきますし、社会に出て必要となる力でもあります。また、クラス全体のためにもなりますよね。自分のためにもみんなのためにも、積極的に発表をしましょう。
③宿題は必ずその日のうちにやろう。
…みなさんにとって授業のほうが部活動よりも大切なものです。したがって、部活動で疲れたから宿題ができなかったという理由は許されません。学校生活を大切にするという約束で野球部に入ったのだから、宿題はその日のうちに必ずやるようにしましょう。提出物を出せていないのに部活動に参加するということがないように努力しましょう。もし提出物が出せていない場合は野球部の活動の一環として提出物をやってもらいますのでご了解ください。
2、部活内委員会
①部活内委員会の活動に積極的に取り組もう。
…〇〇中学校野球部には「部活内委員会」を設置します。部活内委員会は他の野球部、部活動には無い、〇〇中学校野球部独自の取り組みになります。先生が一つ一つ指示を出し、与えられたことをこなすだけではみなさんの自主性は育ちません。部活内委員会ごとに相談し、自分たちで〇〇中学校野球部がさらにすばらしい野球部となるように活動していって欲しいと思います。「チームの限界へのChallenge!!」にもなりますし、「自分の限界」、「野球界の限界」「学校の限界」、「社会の限界」へのChallenge!!にもつながることですね。
3、その他
①係や委員会の活動を積極的に行おう。
…係活動や委員会活動を一生懸命にがんばることはいいことづくしです。みなさんが将来就職した際にどんなことが求められるか考えてみてください。勉強ができること、運動ができること、それも大事かもしれませんが、一番大事なことは「人のためにすすんで行動ができること」ではないかと先生は思います。野球部の活動の中で意識して行っていることでもありますが、それを学校生活でできてこそ意味のあることです。人のためになり、自分の成長にもつながります。積極的に係・委員会の活動に取り組んでみましょう。ただし、もちろんできないことを引き受けろということではありません。自分ができることは何か、向いていることは何かを考え、自分がやり遂げられる仕事に立候補してください。「自分の限界へのChallenge!!」、「学校の限界へのChallenge!!」にもつながりますね。
②行事に全力をつくそう。
…体育祭や合唱祭など、〇〇中学校にはたくさんの行事があります。行事ではクラスのチームワークが試されることになります。協力しない人がいたり、誰かが勝手なことをしたりしていてはうまくいきません。これって野球部の活動に似ていると思いませんか。ということは普段からチームワークを意識しているみなさんが活躍できる場だということです。行事にも積極的に参加し、クラスのために力を尽くせる人になりましょう。これもみなさんの成長にもつながりますよね。〇〇中学校の行事を日本一の行事にしてみませんか?「学校の限界へのChallenge!!」ですね。また、行事でもスポーツマンシップを発揮して欲しいと思います。
③掃除など人の嫌がることも率先してやろう。
…掃除が大好きだという人はあまり多くないのではないでしょうか。大人になったときに「やりたいことだけをやる」と生活することはできません。仕事で嫌なことでもやらなければいけないし、家や地域の活動でめんどうなこともあります。そういうことでも率先してできる人が大人です。たとえ嫌だなと思うことでも逃げずに率先してやれる人を目指しましょう。これは野球にも「人間形成」にもつながってきます。掃除もしっかりとできる人が「応援される人」なのです。「自分の限界へのChallenge!!」になります。
↑応援される人についてはこちらをどうぞ。
続きです。