中学校野球部!絶対に強くなるヒント集

中学野球や部活動の経営をしている方々のお役に立てるように、野球技術のみではなく、組織づくりのことなど、野球部の経営に役立つ情報をどんどん発信していきます。また、野球小僧を育てたい親御さんに役立つ情報も掲載していきます。宮川理論の元公認指導員です。

分かるまで根気強く丁寧な指導を!伝わらないのは指導者の責任!

指導は、分かるまで根気強く丁寧に行おう!

保育士さんの丁寧できめ細やかな指導を見習っていこう!

また、一人でうまくいかない場合はチームで指導を!

 

〇保育園研修で学んだこと!

保育園で三日間実習をしてきました。

中堅教諭研修という研修の一貫でしたが、私個人が勝手に設定した研修テーマは

「保育士さんのきめ細やかな指導や特別支援が必要な子どもへの対応を学ぶ」

でした。

私自身、息子を保育園に預けていますが、いつ訪問しても、保育士さんの子どもたちへの指導、対応は本当に丁寧に感じます。

正直、中学校教員は相手が中学生ということもあるのでしょうが、ときに指導が雑で、生徒によっては理解できていない、伝わっていないということもままあると感じます。

これは部活動指導でも同じで、場合によってはかなり一方通行な指導でトラブルを生むこともあります。

学校によっては、そんなトラブルがきっかけで部活動や学校に来れなくなってしまう生徒も実際にいるわけですが、そんなことはあってはいけないことです。

そこで私は上記のテーマをもって保育士さんの仕事を体験、学ばせてもらい、様々な質問をさせていただきました。

非常に実りのある体験になったので、こちらで還元させていただけたらと思います。 

球育

球育

 

  

〇保育士さんの指導の実際!

保育士さんは子どもに対して本当に丁寧な指導をなさっていました。

三日間体験させてもらった中で、理不尽に声を荒げるシーンは一度もありませんでした。

何かトラブルがあった際(保育園児なので頻繁にありますが…)も、まずは必ず子どもの話に耳を傾けていました。

泣いてしまったり、怒ってしまったりして、話ができないような子どもに対しては一旦別室でクールダウンさせてから話を聞いていました。

その後、いけない部分を教え、謝罪が必要であれば謝罪させるなど、とにかく丁寧な対応を心がけているのが伝わりました。

子どもがなかなか理解しようとしないときも根気強く、子どもが分かるまで話をしていました。

 

また、印象的だったのは、保育士さんが子どもに「ごめんね」と謝るシーンが多かったことです。

保育士さんの指示が分かりにくかった場合、中学生と違い、保育園児は指示通り動くことはなかなか難しいです。

そんなとき、中学校では

「言ったじゃないか」

「ちゃんと聞いていないからだ」

と生徒のせいにしてしまうこともあるように感じます。

保育士さんは

「ごめんね。先生の言い方が分かりにくかったね。」

と言い、より分かりやすく噛み砕いて説明し直していました。

それ以外でも、自分に非があれば「ごめんね」と保育士さんが謝るシーンが多々ありました。

後でお話を伺うと、正直、少し前までは保育士さんも一方通行の指導をしてしまっていたこともあるけれども、研修や細かな情報交換を行い、指導を改め、今では子どもを一人の人間として扱うことを園全体で意識しているのだそうです。

この人権感覚は中学校、部活動、クラブチームの活動でも学ぶべきだと感じました(当然今現在も意識されていると思いますが、より一層)

正直、保育士さんも相当にイライラすることもあるそうです。

見ていて私も感じましたが、保育園児は相当に意味不明な言動を取ることも多いです笑。

理由らしい理由もなく、友だちに手を上げてしまうこともあります。

事情を聞こうとしても、全く会話にならないことも多いです。

保育士さんは、それでも我慢強く聞くのです。 

指導者のエゴが才能をダメにする ノムラの指導論

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〇では野球部ではどうなのか?

保育園児に比べたら中学生、高校生なんて数十倍物分りがいいと思います。

※その分違う難しさが出てくることはありますが。

それなのに、

「なんで教えたのに分からないんだ!」

「あいつらは言っても分からない!」

なんて指導力不足ですと言っているようなものだと思いませんか?

うまく伝わらなかったら、うまく伝わる方法を考える、伝わるまで根気強く丁寧に指導する。

それが指導者の仕事だと改めて感じました。

そこを諦めてしまったら、指導者がいる必要がないと思います。

私は今回の経験を活かし、丁寧で、きめ細やかな指導ができる指導者を目指したいです。

 

また、そのためには一人で抱え込まず、チームとして行っていくことが重要だということも分かりました。

一人の子どもを見るならまだしも、一度にたくさんの子どもをきめ細やかに見るには、やはり大人がチームとしてやっていかなくてはいけません。

私が研修でお伺いした保育園では、毎日クラスの先生方でミーティングを行なうのはもちろん、クラスの主任の先生方が毎週金曜日に集まり、指導の報告、今後の方針の確認を行っていました。

上意下達の職員会議ではありません。

どうしたら子どもがより良く育つかを共に考えるミーティングでした。

部活動では顧問の先生が一人というケースもありますが、同僚の先生、管理職の先生、保護者の方々、地域の方々と連携していかなくては、なかなか個別にきめ細やかな指導は難しいと感じます。

たとえば部活動で浮かない顔をしている選手がいたら、担任の先生に話を聞いてもらう。

チーム内のトラブルがあって、対処に悩んだら管理職の先生に相談する。

校内分掌の仕事で練習になかなか出れないようなときは保護者の方や地域の方に協力を求める。

あくまでも例ですが、このように部活動も大人がチームとして子どもに関わっていくことが重要だと感じました。

どちらかというと、現在の部活動は閉鎖的に感じます。

昔で言う「学級王国」のような顧問一人ががんばるような文化がまだ残っているような気がしますが、それでは個別にきめ細やかな指導は難しいでしょう。

以上のようなことを保育園での実習で考えさせられました。

この学びを今後の教員生活、指導者生活に繋げていきたいと思います。 

  

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