中学校野球部!絶対に強くなるヒント集

中学野球や部活動の経営をしている方々のお役に立てるように、野球技術のみではなく、組織づくりのことなど、野球部の経営に役立つ情報をどんどん発信していきます。また、野球小僧を育てたい親御さんに役立つ情報も掲載していきます。宮川理論の公認指導員です。

選手の将来を見据えて大きく育てよう!!「大は小を兼ねる」!!

「大は小を兼ねる」!

野球だけではありませんが、指導者は選手の将来の可能性を信じ、大きく育てる指導を心がけていきましょう!!

 

〇選手に早熟性を求めてはいけない! 

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こちらの記事でも書かせていただきましたが、選手、特に小学生や中学生に早熟性を求めてはいけないと私は考えています。

成長には個人差があり、特に早生まれの選手は他の選手よりも成長が遅く、身体の大きさ等で大きなハンデキャップがある場合もあります。

選手の将来の姿をイメージすることなく、現在の姿だけを見て指導をしてしまうとその後の選手の成長に大きな悪影響を与えてしまう可能性があります。 

球極

球極

 

 

〇「大は小を兼ねる」!という発想!!

指導にあたって、大は小を兼ねるという考え方は非常に重要だと思います。

 

簡単な例を挙げると

①ホームランバッターを目指した指導をすること。

ホームランバッターからアベレージヒッターへの転身は比較的容易です。

それに対して逆はかなり難しいですよね。

特に叩け、転がせといった癖がついてしまっているとかなり厳しいです。

実際に、少年野球や中学野球では、

「お前は身体が小さいんだから転がして足でヒットを稼げ!」

「力がないんだから上から叩け!」

「ヒットなんか期待していないからバントをしろ!」

などという指導を見ることが多々あります。

私はそれほど身体が小さくはなかったのでこういった指導はされていませんが、小学生のときのチームメイトはやはりこういった指導をされていました。

そのチームメイトは中学まで野球をやりましたが、結局高校では野球をやりませんでした。

中学卒業時で160cmくらいだったと思います。

「自分には高校野球は無理だ。」

と言っていましたが、高校入学後に急激に身長が伸び、170cm後半くらいまで成長しました。

もしも将来の成長を見込んで、身体が小さくとも将来ホームランを打てるような指導を受けていたならば…

と考えると残念でなりませんが、似たような選手は無数にいますよね。

現実にプロ野球選手のほとんどは高校野球ではホームランを打つことができていた選手です。

ホームランバッターを目指した指導をする中で、成長に応じて自身で進む道を考えていけば良いと思います。

少なくとも、小学生や中学生の段階で「お前は打てないんだから…」などという指導は不適切ではないかと思います。

※もちろん、ホームランバッターを目指している途中、現状はまだまだ打てないから試合ではバントのサインが多くなるということはあり得ると思います。 

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②全員をショートやサードに挑戦させる。

軟式野球の守備においてはショートやサードが大だと考えています。 

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↑特に硬式野球と違うのはサードの重要性だと考えています。 

これらポジションができれば大抵どこでも守ることができるでしょう。

早い段階でポジションを固定してしまうチームが多いですが、練習段階ではショートやサードを練習させるべきだと思います。

もしくは、ショートやサードができるように練習をしていくべきだと思います。

ファーストやライトしかやったことがない選手がいますが、それでは真には上達しないと思います。

というかかくいう私もピッチャー以外はファーストしかできません。

小学生のとき、足が遅かったことからファーストに固定されてしまい、そこからずっとファーストでした。

ショートやサードに入ってノックを受けた経験はないですし、ゴロ捕球の基本すら教わったことがありません。

もっぱら「ファーストは身体で止めろ!」と言われていました。

その後、高校に上がるくらいには足も並くらいの速さになりましたが、後の祭りというか、今さら他のポジションで勝負もできずといった感じになってしまいました。

オフシーズンや基礎練習の時期だけでもいいですから、ぜひ全員をショートやサードに挑戦させてみてください。

その経験は最終的にどこを守るとしても必ず活きてくると思います。

ただし、いきなり強いノックを打っても当然できません。

緩いゴロでステップを確認するところからやって欲しいと思います。 

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↑これらの記事が参考になれば幸いです。 

 

③全員がピッチャーに挑戦する。

これはこちらのブログで何度か紹介しています。 

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↑詳しくはこちらの記事をご覧ください。

はっきり言ってピッチャーを本当にできる選手は限られます。

しかし、試合でストライクを取るレベルまでは8割くらいの選手が練習次第でいけると思います。

全員をブルペンに入れる必要はなく、キャッチボールの最後にセットポジションの練習や牽制の練習をさせることを積み重ねていくといいと思います。 

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↑これらの記事を参考にしていただけたらと思います。 

この取り組みを通じて、ピッチャー向きだと思っていなかった選手がピッチャーをできるようになれば素晴らしいですし、そうでなくともピッチャーの気持ちや大変さが分かるようになるだけでも大きなプラスだと思います。

スローイングが良くなるという効果もあります。

まず、そもそもピッチャーというのはみんなが憧れを抱くポジションなので、自分にもピッチャーの可能性があるというだけでもモチベーションが上がるということもあります。

このように様々なメリットがあるのでぜひ試してみてください。 

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〇選手が生涯に渡って野球を楽しめる指導を!

例としていくつかの「大は小を兼ねる」を紹介しましたが、つまるところ「選手が生涯に渡って野球を楽しめる」指導をすることが大切だと考えます。

もちろん高校や大学、社会人でプレーヤーとして続けて欲しいという思いもありますが、現状の「甲子園を目指す」しかない高校野球の仕組みでは、中学で部活動としては野球と関わることをやめるというケースもあると思います。

それでも、「野球は本当に楽しかったな」と思っていてくれれば、将来野球ファンとして野球界に関わってくれるかもしれませんし、草野球で再び野球を楽しむということも出てくるかもしれません。

自分の子どもに野球をやらせたいと考えてくれるかもしれません。

「大は小を兼ねる」という指導は

「将来プレーヤーとして進む方向を自分で選択できるようにしてあげること」

と、

「選手が生涯に渡って野球を楽しめるということ」

に繋がっていくのです。

指導者の方はぜひ「大は小を兼ねる」を意識して欲しいと思います。 

最高のコーチは、教えない。

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