中学校野球部!絶対に強くなるヒント集

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巨人の大幅補強に見る、選手を育てるということ!(6月22日追記あり)

2016年オフ、巨人は山口投手、森福投手、陽選手をFAで獲得!

その他、元楽天マギー選手など外国人選手も獲得!

これが吉と出るか凶と出るか!?

 

新春号 プロ野球2016 シーズン総決算号 2017年 1/4 号 [雑誌]: 週刊ベースボール 別冊

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 〇今回の大幅な補強の経緯

今オフ、巨人が投手を中心に補強するであろうことは誰の目にも明らかだったように思います。

菅野投手が球界のエースと言えるほどの投手ではありますが、田口投手は今年大活躍したもののまだ年間を通して活躍したのは2016年のみ。

マイコラス投手もピッチングはすばらしいものの、メンタル面が不安で年間を通じて期待できるのか不安。

内海投手、大竹投手は衰えも見られ、長いイニングの計算が立たない。

今村投手、高木投手、宮國投手らが5・6番手を争うものの勝てる計算のできる投手にはまだいたっていない。

あれだけ盤石だった中継ぎ陣もさすがに西村投手、山口投手をはじめ衰えが見え、高木京も消えたとなると投手陣の整備は待った無しだったでしょう。

 

しかし、まさか野手もここまで大補強するとは私は思っていませんでした。

今回補強した野手でレギュラーを獲得しそうな選手は2名。

まずは元楽天で日本一に貢献したマギー選手。


【プロ野球、ホームラン集 #17】ケーシー・マギーの全ホームラン2013 楽天を日本一に導いた最強助っ人!1年でメジャーに舞い戻った楽天史に残る伝説助っ人!

お子さんの関係で楽天の日本一に貢献した後にメジャーに戻りましたが、新日家ということで再び日本球界への復帰を希望。

阪神との争奪戦の末に巨人が獲得しました。

ポジションはファーストとサードですから、村田選手・阿部選手とポジションを争うことになりますが、おそらくマギー選手がどちらかのポジションにつくことになるのではないかと思います。

ちなみに楽天時代の成績は打率.292、28本、93打点とかなりの成績を残しています。

 

次に日本ハムからFAで獲得した陽岱鋼選手です。


【好プレー】 日本ハム・陽岱鋼 スーパーキャッチ2発!

陽選手のポジションはセンターで、走攻守揃ったタイプの選手です。

今年の成績は打率.293、14本、61打点とまずまずの成績を残しておりますが、若返りを狙う日本ハムの構想から外れそうなのを彼自身感じたようでFA宣言しました。

2013年には盗塁王を獲得していますが、今年は5盗塁と盗塁は減少傾向にあります。

こう見えて意外と三振が多いのが気になりますが、巨人はセンターを固定できていなかったので、そこを埋める補強となりました。

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〇大補強により出場機会が減る若手選手たち

この大補強が正解なのかどうかは2017年シーズン、いやこれから数年に渡って見てみないと分かりません。

おまけに私はプロ野球も大好きですが、リモコンを握っているのが妻のため、それほどプロ野球中継も見れておらず、プロ野球フリークのみなさんに比べるとプロ野球の知識がありませんから、この補強が良い悪いを語ることはできません。

しかし、指導者の立場から見ると、この補強は長い目で見たときにデメリットは大きいと言えます。

もしかすると来シーズンは補強組が大活躍して優勝するかもしれません。

しかし、補強組が活躍すればするほど、若手は出場機会を失うことになります。

 

心理学的には「課題が多少難しい場合はモチベーションは高まる」ということが分かっています。

簡単な子ども向けの30ピースのパズルよりも300ピースのパズルのほうが楽しいですよね。

しかし「課題が明らかに困難だった場合はモチベーションは著しく低下する」とおうことも分かっています。

仮に10000ピースのパズルを渡されたら、私だったらハナからやる気が起きません。

 

ここで、14年のドラフト1位、岡本和真選手を見てみましょう。


2016/09/08 巨人 岡本和真 第17号スリーランホームラン!

岡本選手は2016年シーズン開幕前に村田選手と激しくレギュラー争いをしたものの、敗れほぼ2軍でシーズンを終えました。

しかし、彼自身のバッティングは2015年よりも圧倒的に良くなっており、今年のファームでの成績は.261、18本、74打点で打点王を獲得しています。

2015年はホームランがたったの1本でしたからどれだけ成長しているかがお分かりになると思います。

正直、あとは1軍の試合に出て経験を積むだけというレベルまで来ていると私は思います。

(ちなみに結果だけではなく、野球指導者の目で見させていただくと、バットの軌道がさらに良くなっています。内角で肘が畳めていないのは今後の課題ですが、及第点です。)

 

彼の気持ちになって考えると、「村田選手に勝てばレギュラーだ!」という思いだったものが、「村田選手とマギー選手に勝てばレギュラーだ。」に変わってしまっています。

2軍でこれだけの成績を残しても村田選手が3割打っていますから今年に関しては納得できたでしょう。

しかし、来年以降数年間は村田選手とマギー選手がいるわけです。

場合によってはファーストという手もありますが、ファーストも阿部選手、マギー選手、場合によってはギャレット選手がいます。

正直、岡本選手はバックアップメンバーにもなれない位置になってしまったわけです。

「若手がふがいないから補強されるのだ」という意見もありますが、岡本選手に限って見ると果たしてそうなのでしょうか?

ドラフト1位で野手を獲得するということはそのチームの数年後の中心になってもらうということだと私は思っています。

岡本選手を育てるという視点が欠落した補強のように私には見えます。

やはり若手を育てるには我慢して使うという時期が必要です。

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〇アマチュア野球でも同様のことが言える。

これは何もプロ野球に限ったことではありません。

アマチュア野球でも同じことが言えます。

特に中学硬式や高校野球などでそういう指導者の方を見ますが「目立ってきたら使う」という指導者の方がいます。

これはこれでありなのかもしれませんが、やはり指導者はチームの完成形を見据えて選手を育てていく必要があると思います。

たとえば、この子は上級生になったら絶対にキャプテンになるだろうという選手がいたら、やはり下級生のうちから中心選手になるべく訓練をしていかないといけません。

我慢して使うということも必要になると思います。

また、全てのメンバーを見渡し、明らかに出場機会を作ることが難しい選手がいたら、コンバートも考えてあげるべきです。

たとえば、サードの3枚目でレギュラーの子が4番を打っているなんていう選手はなかなかレギュラーになることは難しいはずです。

その子のモチベーションが低下しているようであれば

「外野に挑戦してみないか?君のバッティングはいいから守備さえ上手になれば試合にもっと出れるかもしれないぞ」

というようにチャンスをあげるだけでモチベーションは大きく変わってきます。

また、少年野球や中学軟式ではエラーしても我慢して根気強く教えていく指導が求められます。

怒鳴って交代させるような指導では今後野球人口は減る一方でしょうね。

このように指導者は多くの選手がモチベーションを高く保てるように工夫していかなくてはいけないと思います。

少なくとも、巨人は若手のモチベーションを下げることをしてしまったのではないかと私は考えます。

 

以上、巨人の補強から見る選手を育てるということでした。

いろんなチームを見ていて、

「選手にろくにチャンスも与えずに腐らせたままにする指導者は最低だ!」

と思います。

みなさん、ぜひ選手のモチベーションを最大限引き出すようにやっていきましょう!

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〇シーズンインしての途中経過(6月22日追記)

私の予想は大きく外れました。

陽選手が故障して離脱してしまったこともありますが、なんと岡本和真選手がレフトで開幕戦先発出場。

逆に昨年サードのレギュラーとして3割打った村田選手が弾かれる形になってしまいました。

これは全くもって私には理解不能です。

はっきり言って岡本選手の外野守備は中学生レベルです。

そんな岡本選手を我慢して開幕スタメンに抜擢したということはかなりの期待をしていることが伺えます。

もし、それほどまでに岡本選手に期待していたのであれば、マギー選手を獲得する必要は全くありませんでした。

私はマギー選手の獲得が岡本選手を腐らせる結果に繋がってしまうのではと危惧していましたが、岡本選手ではなく、村田選手が冷遇されることになってしまいました。

3割20本以上打って、なおかつゴールデングラブ賞を受賞している選手が、何の落ち度もなくスタメンを外されてしまう意味が私には分かりません。

これでは、村田選手ばかりか他の選手も首脳陣に不信感をもってしまうのではないでしょうか?

 

結果として、岡本選手は4月下旬に2軍落ちとなり、6月には阿部選手も故障し、村田選手の出番は増えることになりました。

しかし、村田選手の心中はかなり複雑なものがあるのではないかと思います。

来シーズンは巨人に見切りをつけて出て行ってしまう可能性もあるかもしれませんね。

 

岡本選手はこの1ヶ月の1軍生活で得たものもあるかもしれませんが、今後がさらに難しくなりました。

外野手としては正直失格。

バッティングもまだまだスタメンを獲得できるレベルではないと判断されてしまったのです。

期待を込めての開幕スタメン、外野手挑戦が今後の彼の進む方向を混乱させてしまった可能性があります。

なぜ村田選手との真向対決をさせなかったのか?

しばらく尾を引きそうな感じがするとともに、こんな感じの首脳陣では、巨人の優勝はしばらくないのではないかと感じてしまう1ヶ月でした。

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