中学校野球部!絶対に強くなるヒント集

中学野球や部活動の経営をしている方々のお役に立てるように、野球技術のみではなく、組織づくりのことなど、野球部の経営に役立つ情報をどんどん発信していきます。また、野球小僧を育てたい親御さんに役立つ情報も掲載していきます。宮川理論の元公認指導員です。

初任者が中学校に赴任したらやるべきこと4点!

新年度がスタートしたら、中学校に赴任した初任者の先生は何から始めたら良いのか!?

生徒から信頼される教師になるためのアドバイスをまとめました!

 

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↑赴任する前についてはこちらをご覧ください。 

 

〇赴任したら何から取り掛かるべきか?

教員採用試験に合格し、4月から中学校に赴任。

といっても、産休育休代替などで経験がない場合、一体何から手をつけたらいいのかさっぱり分からない人も多いのではないでしょうか?

教員は不思議なもので、初任者研修などあるものの、一般企業の研修等と異なり、まずはいきなり現場に放り込まれます。

いきなり4月のしょっぱなから他の先生と同じように扱われることになります。

私は教員実習以外には現場でのボランティア活動などを行ったことが無かったので、右も左も分からない状態で、本当に苦しかったのを覚えています(それは私にも責任がありますが…)。

そこで、今回の記事では初任者が最終的には信頼される教師になるために、まずは何から取り組めば良いのかをまとめてみました!

 

1、とにかく授業準備を進める!

まずはこれが絶対に必要になります。

同じ初任者でも分掌の仕事は人それぞれ違いますし、担当する部活動も異なります。

それらの仕事は違っても、絶対にあるのは授業。

学校事情によって持ち時数は異なりますが、初任者が一番苦労するのが授業準備になると思います。

教員採用試験に合格したわけですから、それなりに教科の知識はあることでしょう。

しかし、教えるとなるとやはり別。

教育実習でも数時間の授業を作ることにだいぶ苦労したのではないでしょうか?

それが本採用となると持ち時数は週に20時間近いことも…。

私は2019年度は授業だけで週に21時間でした。

それだけの授業の準備を毎週毎週し続けなくてはいけないわけです。

ここに他の分掌の仕事や部活動の仕事などが降ってくるわけですから、早め早めに準備をしていかないと大変なことになります。

個人的には初任者の授業時数は軽減すべきだと思いますが、学校事情でどうしようもないことも多いです。

 

おすすめは長期休みに次の学期分の授業準備をほぼほぼ終わらせることです。

私は毎回、長期休みに貯金を作るようにしています。

次の週の分くらいの準備をしていたのではとてもじゃないですが、回りません。

何か生活指導でも入って仕事が滞ったらすぐに自転車操業になります。

初任者の場合は配属されたらすぐに会議、会議で始業式に突入してしまうと思いますが、少しでも時間があったらとにかく授業準備を進めましょう。

教科にもよりますが、同じ教科の先輩がいたらどのような授業を行っているかアドバイスをもらうことも大切になるでしょう。

可能であれば昨年度使用したプリント等の教材を譲ってもらうといいと思います。

 

また、授業準備はできる限り翌年に残る形で行うことをおすすめします。

私は毎時間プリントとパワーポイントを用いて授業を行っています。

そうすると翌年にプリントやパワーポイントが形として残ることになります。

もちろんそれをそのまま使い回すのはおすすめできませんが、翌年以降はうまくいかなかった部分を修正したり、プラスしていったりすればずいぶんと楽になります。

私は前年までの積み重ねがあっても毎年1時間の授業を作るために3時間ほどかかっています。

もしも前年までの財産が無かったらと思うとゾッとします。

ですから、できる限りプリントやパワーポイントなどにして残していくことをおすすめします。

 

プリントやパワーポイントの場合、先の見通しが立つのも良いところです。

大体の年間の授業時数と教科書を見渡し、プリント何枚で教科書が終わるのか逆算します。

その上で1回の授業でプリント1枚と決めておくと、

「1学期は20回授業があるから20枚プリントを作れば良い。」

「テストまであと10回授業があるからプリント10枚がテスト範囲になる。」

などと先が見通せます。

そうすると定期テストを長期休みにある程度作成しておくなんてこともできるようになります。

板書だけの授業だと時間が読めず、途中で終わってしまったり、先が見通せずに教科書が終わらなかったりする危険があります。

何より生徒も分かりにくいです。

 

いろいろ話が右へ左へ行ってしまいましたが、まず教師として大切なことは授業。

授業がしっかりとできない教師は生徒からも保護者の方からも信頼されません。

良い授業をするためには入念な準備が必要です。

難しいかと思いますが、まずは授業の準備を中心に、できる限り前倒しで行っていきましょう。

 

2、生活指導記録を取り続ける!

生活指導も避けては通れません。

しかしながら生活指導は授業と違って、一人でやるものではありません。

むしろ1年目は「一人でやれるはずがない。とにかく協力を仰ごう。」という姿勢の方がうまくいく気がします。

学年を中心に、学校の同僚の先生方と協力、連携をしながら行っていきましょう。

 

当たり前のことですが「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」がものすごく大切なことになります。

一人で対応をし、自分ではうまくやったつもりでも後々トラブルになることもあります。

些細なことでも必ず「ホウレンソウ」をしましょう。

学校のやり方というか、事情によって異なると思いますが、基本は学年の主任、もしくは学年の生活指導の中心となる先生に必ず報告することで、トラブルを避けることができるはずです。

 

といっても、好きでホウレンソウを無視する人はなかなかいないと思います。

学校現場では多くの先生がかなりかなり多忙です。

初任者のあなたもかなり多忙を極めることになるのではないでしょうか?

生活指導の報告が遅れたり、忘れたりし、後々大事になってしまうのは、この多忙から来るうっかりミスが大体です。

そこで、こうしたミスを防ぐために、毎日の生活指導記録をつけることをおすすめします。

個人のメモ帳なんかに書いている方も多いのですが、個人的にはエクセルでデータとして残しておくことをすすめます。

個人のメモ帳だと、紛失した場合大変なことになります。

もちろん、エクセルで記録する場合も、個人情報になるので、個人のパソコンで記録してはいけませんよ。

エクセルでデータとして残すと、後日役立つことがあります。

たとえばトラブルになり、学校側の対応を時系列で明らかにしなければならないときや、外部機関(子ども家庭支援センターや児童相談所等)と連携をする場合、書面で流れを出さなければいけないことがあります。

その際に生活指導記録をエクセルで記録しておくと、そこから関係生徒だけソートすればあっという間に完成します。

また、日付ごとにまとめておけば、「あのことはいつあったんだっけ?」となったときにすぐ分かります。

これを記録していないと、学年の会議などでも「えーと、確か7月の…」となって、メモ帳パラパラでなかなか出てこないなんてことになります。

これは生活指導の先生がおおまかにやっていることではないかと思いますが、少なくとも自分が関わる生活指導の報告漏れを無くすためにも、本当に簡単なメモでいいので記録することをおすすめします。

その際にエクセルシートに報告済、解決済の欄を作って丸をつけるなどすると失敗が無くなると思います。

信頼される教師になりため、また、生活指導で一人立ちするためにもおすすめです。

 

3、担任の先生の学活を見に行かせてもらおう!

学校事情から、いきなり1年目から担任を任せられる人もいますが、多くの人が副担任からのスタートではないかと思います。

(ちなみに私は初担任が3年生担任というレアな人です。)

いくらでもチャンスがありそうな気がするかもしれませんが、実は他の先生の朝学活や終学活はあまり見ることができるチャンスはありません。

2年目以降、多くの人は担任を任せられることになると思いますが、自分のクラスをもっていたら他のクラスの学活を見せてもらうことは難しいですよね。

したがって、1年目は他の先生方の学活を見学させてもらえる大チャンスです。

一人の先生ではなく、いろんな先生の学活を見させてもらい、翌年以降に担任になったときに困らないようにしましょう。

可能であれば他学年の先生の学活も見させてもらうと良いと思います。

ただし、当然突然行くのは失礼です。

事前にお願いをしてから見に行くようにしましょう。

本当であれば同じ理由で、道徳や総合の授業も見学した方がいいのですが、先に述べたようにまずは自分の授業の準備が万全なことが最優先。

自分の授業の準備が整い、余裕があればそちらも見に行けるといいですね。

これは最優先事項ではありませんが、信頼される先生になるためにやっておくと良いことだと思います。

※もちろん余裕があればいろいろな先生の教科の授業も見に行けたら良いとは思いますが、なかなか余裕がないかもしれません…。

 

4、とにかく生徒と関わろう!

信頼される教師になるためには、生徒と「コミュニケーション」をしっかりと取れるようにならなくてはいけません。

自身の友人とのコミュニケーションではありません。

「教師」と「生徒」のコミュニケーションを取れるようにならなければいけません。

厳しくあたれということではなく、線を引くべきところは引き、寄り添うところは寄り添うというのはなかなかに難しいです。

こればっかりは大学で学んだこと、書籍で得た知識ばかりでは何ともならず、先輩方からアドバイスをもらいつつ、現場で経験を積んでいくしかないと思います。

おそらく勤務先で確認があることと思いますが、始業前には教室に行き、チャイムで始業することになるでしょう。

私はできるだけ早く教室に行き、そこでいろんな生徒と会話をするようにしています。

その際、意識しないでいるとコミュニケーションを取る生徒が偏りがちです。

意図的に普段話さない生徒ともコミュニケーションを取るようにしましょう。

そこで話す内容は、初めは何でもいいと思います(もちろん不適切なものは除きます)

「どんな本が好きなの?」

「勉強してる?テストが近いよ。」

など何でもいいので、多くの生徒と関わるようにしましょう。

その中で、うまくいかないことが絶対に出てきます。

全く会話が盛り上がらない子、なんでだかよく分からないけれども心を閉ざしてしまう子、逆に距離が近くなりすぎてしまう子、もちろんトラブルになったら先に述べたように報告が必要になりますが、いろんな失敗も財産です。

多くの生徒と関わってみましょう。

この日常のコミュニケーションを上手に取れるようになってくると、生活指導もうまくいくようになりますよ。

信頼される教師になるために、日常のコミュニケーションを大切にしましょう。

 

 

以上、私の過去のことを思い出し、周囲の初任者が困っていることを踏まえ、まず取り組むべきことを四つまとめてみました。

当然ですが、これ以外にも仕事はありますし、大切なこともあるでしょう。

しかし、分掌や学年の仕事はいきなりとてつもなく重要なことを一人で任せられることはないと思います。

これらの仕事の分からないことは先輩方にどんどん聞き、教わりながらやっていきましょう。

部活動に関してはもしかすると一人で任せられることもあるかもしれません。

もしかしたら自身が経験のない競技を任せられるかもしれません。

たとえその部活動の担当が一人であっても、一人で抱え込まなければいけないということはありません(もしそんなことを言う人がいればその人が間違っています)

部活動経営で行き詰まる、悩むなんてことがあったらすぐに周囲の先生に相談、もしくは管理職の先生に相談しましょう。

部活動で心身ともに疲れ切って、授業や他の仕事に影響が出てしまう、もっとひどくあなた自身が倒れてしまうなんてことがあってはいけません。

授業だけはどうしても一人でやりきる(相談できないという意味ではない)必要がありますから、今回お話したように、まずは授業の準備に力を入れ、信頼される教師になれるようにしましょう。

分掌、部活動は翌年以降少しずつ軌道に乗せるつもりで構わないと私は思いますよ。

赴任して1年目なんてうまくいかなくて当たり前。

あまり深刻に考えすぎず、がんばれる範囲でがんばっていきましょうね。

 

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