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中学校野球部!絶対に強くなるヒント集

中学野球や部活動の経営をしている方々のお役に立てるように、野球技術のみではなく、組織づくりのことなど、野球部の経営に役立つ情報をどんどん発信していきます。また、野球小僧を育てたい親御さんに役立つ情報、教育問題への提言も掲載していきます。

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技術指導よりもまず「人間形成」と「組織作り」が重要だということが理解して欲しい!

技術指導中心の野球界!

まずは「人間形成」と「組織作り」から始めないと、真に強いチームを作ることはできません!

野球人気を復活させるためにも、指導者が考えていきましょう! 

 

〇WBCの盛り上がりは今後の野球人気につながるのか?

野球界は今重大な転機を迎えていると私は思っています。

この記事を執筆している現在、WBCが盛り上がり、野球人気が戻ってきたような錯覚に陥っています。

この後開幕する高校野球春の選抜大会も清宮くん効果もあって盛り上がることでしょう。

しかし、こうした一時の祭りは長くは続かないと私は思っています。

なぜなら、以前もお話ししたように、野球界は裾野部分を広げる取り組みという点でサッカーなどのスポーツに負けており、練習も長いばかりであまり効果の無い根性練習がいまだに続いているからです。

これは指導者のライセンスが無いことも影響していると思いますし、野球が国民的スポーツであったという驕りもあると思います。

このあたりは以前詳しく述べています。

www.taguchizu.net

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せっかく盛り上がったWBC。

WBCを見て「野球をしてみたい」と思った子どももたくさんいることでしょう。

しかし、彼らが飛び込む野球界は怒鳴られるばかりで楽しくないところかもしれません。

また、技術指導ばかりで野球をやめたら何も残らないところかもしれません。

それでは結局野球はマイナースポーツ化するしかないと思うのです。

野球崩壊 深刻化する「野球離れ」を食い止めろ!

野球崩壊 深刻化する「野球離れ」を食い止めろ!

 

 

〇人間形成と組織作りから始めないと勝てるチームはできない!

そもそも、野球界では技術指導が中心となっています。

「人間形成」と「組織作り」が軽んじられる傾向にあります。

しかも技術指導もエビデンスに欠けた精神論や根性論が入ってくることも多く、適切な指導ができているとは言えないことも多いです。

これは、アマチュア野球のみならず、プロ野球でもそうです。

野村克也氏はこの問題にいつも言及していて、「今の若い監督は人を育てられていない」と嘆いています。 

最強の組織をつくる 野村メソッド

最強の組織をつくる 野村メソッド

 
暗黒の巨人軍論 (角川新書)

暗黒の巨人軍論 (角川新書)

 

最近の著作ではこのあたりをお読みください(ただし、野村氏が人間形成や組織作りに常に成功していたかは疑問ですが) 。

 

なぜ野球で勝つために「人間形成」や「組織作り」が必要なのか?

そのあたりはもうすでに何度も記事で述べてきましたし、指導者の方は野球の技術本だけではなく、いろんな分野で成功している人の本を読んでいただけたらと思います。

たとえば青森山田高校サッカー部の黒田監督の著作。

勝ち続ける組織の作り方 -青森山田高校サッカー部の名将が明かす指導・教育・育成・改革論-

勝ち続ける組織の作り方 -青森山田高校サッカー部の名将が明かす指導・教育・育成・改革論-

 

この著作なんかはもろに組織作りが勝利につながるというテーマで書かれています。

また、成功する選手の条件としてやはり「人間性」が挙げられています。

黒田監督はOBの柴崎岳選手のことを天才と言っていますが、褒めている部分はサッカーのセンスのことではなく、その人間性の部分が中心です。

 

また、青山学院大学駅伝部で箱根駅伝3連覇を達成した原晋監督の著作。

人を育て 組織を鍛え 成功を呼び込む 勝利への哲学157 ~原晋、魂の語録

人を育て 組織を鍛え 成功を呼び込む 勝利への哲学157 ~原晋、魂の語録

 
逆転のメソッド 箱根駅伝もビジネスも一緒です(祥伝社新書)

逆転のメソッド 箱根駅伝もビジネスも一緒です(祥伝社新書)

 

これらの著作でもやはり組織作り、人作りが箱根駅伝優勝へとつながったと一貫して書かれています。 

 

〇まずは明確なビジョンを!

いきなり「人間形成」や「組織作り」と言われてもピンと来ない人も多いことと思います。

それこそビジネス本や自己啓発本までいろんな本を読んでいただけたらと思うのですが、ある程度思い描くことができたら、明確なビジョンをもちましょう。

「部活動を通してどんな人間を育てたいのか」

「どんな部活動にしたいのか。どうやって勝つのか。」

この部分を指導者がはっきりと打ち出し、選手にそれを理解してもらうことが大切です。

www.taguchizu.net

↑ちなみにこちらは私の実践例です。

 

残念ながら、プロ野球のチームを見ていてもそういったビジョンが見えないことがあります。

「巨人軍たるもの常に紳士たれ」

と言われた川上哲治氏時代のジャイアンツではどのような人間を育てたいのか明確なビジョンがあったと思います。

そのビジョンが正しいかどうかは当時を知らない私には分かりませんが、明確なビジョンがあったということが大事だと思うのです。

近年のジャイアンツでは野球賭博事件やOBの覚醒剤事件が起こっています。

これはやはり「人間形成」の部分がおろそかにされている結果だと思います。

 

また、どのチームでも近年は日替わりオーダー、日替わり4番、日替わりクローザーのような傾向があります。

もちろん、「臨機応変」ということも大切です。

しかし、これも監督の「ビジョンの無さ」「我慢の無さ」であることも多いと感じます。

 

プロ野球のことがそのままアマチュア野球に応用できるわけではありませんが、もう一度言いますが、成功しているチームは「人間形成」「組織作り」を重視しているということを指導者は把握してチーム作りをしてもらいたいと思います。

逆説的にはなりますが、結果的にはそれが勝利にもつながってくるわけですから。

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